Taskuma

財産や税金の話ではなく、人生の流れの話ですよ。

前の旦那さんはいいひとで、いまもお互いの安否を気づかい、年に1、2回ですが会って近況を話します。(片方が結婚してたり恋人がいたらしません…わたしが逆の立場で自分の夫や恋人が前の恋人や奥さんとふたりきりで会ってたら気持ちよくないと思うから。)

同年代の女性同士の会食でそんな話題になり、ふと思いついたのです。慰謝料はもらわなくても良いことがあるけれど、もらっても良いことがあるなあ、と。

 

とつぜん別れたいと言われてびっくり。すごく悲しかったけれど、いままでありがと、と感謝して、数日で新しく住む場所をみつけました。ひとりが抜けたら物理的にも気持ち的にもカップルじゃないのでしょうがないです。次ーーっ!

前の旦那さんは、引越しの費用を気持ちよく出してくれ、快く賃貸契約の保証人になってくれました。慰謝料はもらいませんでした。

専門知識を持つ知人からは「慰謝料もちろんでしょ。状況と彼の年収からいうと相場は◯千万!」という助言ももらいましたが…もらわないことにしました。理由は:

 

そもそも慰めたり謝ることなんてないし(でもよく考えると慰めるとか謝るっていうのはとてもいい言葉だ!)

慰謝料の支払いは、納得がいってもだんだんあとからイヤになることもあるし(誰だってそうですよね)、

もらわないほうが長〜く良い人間関係でいられそうだし、

なんだかめんどくさいし…

 

わたしも彼もそれぞれが、いまとても幸せに生きていますから結果オーライ、最良の流れでした。

 

でも慰謝料をもらうのは良いこともありますね。自分と相手のどちらにも。そして相手の次の配偶者にとっても。

まず、もしも両者が縁を切りたい場合、慰謝料はしっかりけじめをつけて切れる象徴的なイベントになりうる。

次に、慰謝料を受け取ることで相手を鍛えてあげられる。まとまったお金を稼いだり、あるいはそれをひとにきれいに渡すには、それなりの工夫とエネルギーと成熟度が必要で、そのプロセスで培われるものは大きいからです。

慰謝料をきっちり支払ったという実績は、一生の自信や魅力になりえます。そのひとと次に結婚するひとも安心感を得られるのではないでしょうか。

もちろん慰謝料を受け取る側のひとが経済的に助かるのも大事。環境を変えてばーんと自己投資するのもいいですね。お金をきっちり堂々と受け取ったという実績にもなります。

 

わたしはたまたまそのとき慰謝料をもらわなかったけれど、ふたりの関係性や、それぞれの人生のタイミングや流れもあるので、どちらでも、あなたが決めたほうがそのときベストな選択なのですよね。

 

本日のスペシャル

1日1新:銀座Sun-mi、銀座ビジネスセンター、知らない路地を探検

銀座ビジネスセンターはとてもきれいで、なんといっても風月堂の上と言われたらぜったいに忘れません。さっそくビジネスセンターのウェブサイトに長居してしまいました。楽しい!

 

10年後

元夫「最近どう?」

元妻「たすくまっていうタスク管理アプリ買って、カウントアップ機能で記録するのが楽しすぎていろいろやり過ぎて目が廻ってひっくり返った」

元夫「だめでしょタスク管理なんかやったら!すぐやめなさい」 笑

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