香港いったことないし、(慢性膵炎もちのわたしは)行ってもお店であれこれ食べられるわけではないんですけど!
行ってみたいなー、香港。
なつかしいだろうなー、香港。
行ったことないのになんで懐かしいのか?とういうと、ずっと前に少しのあいだ、わたしが住んだり働いていたチャイナタウンでは、広東や香港の文化が主流だったから。
そのころ中華街の言葉は、まだまだ広東語がつよかった。北京語でお料理を注文しようとしたルームメート(←留学生)が、お店の方に「北京語ムリ。」と拒まれ、がんばって福建語でしのいだ記憶も。(何の役にも立たないわたしはじゃまにならぬよう沈黙)
いまは完全に北京語にシフトしています。(と思ったんだけど、このように言う人も。)
だからきっと、たとえば今どこか北米のチャイナタウンを歩くよりも、何十年後だけど香港をうろうろするほうが、ノスタルジーを感じるような気がする。(行ってみないとわかりません)
そんなこんなで蝦子麺(しゃーづーめん)をたまに食べたくなります。海老の卵が麺に練り込まれた麺です。よおく見るとつぶつぶが。
写真のはスーパーの中華食材コーナーで購入しました。カルディコーヒーファームにもありますよ。
食感はちょっとゴワゴワっとしていて、マルちゃんの焼きそばみたいにビヨンと伸びる感じではないんです。
麺からとってもよいダシが出て、しかもとにかく香りがよいの。噛むたびに、ふわ~~っ。
フガ。フガフガ。フガ。
わたしのように膵臓をいたわる人々やお腹の弱い人にとっては、よく噛まないとお腹にしんどいかもしれません。よく噛んで、少しずつ食べましょう。脂質は1つ1gくらい。(わたしの場合は一食にひとつ使ってお腹ぱっつんぱっつん)
お腹が大丈夫な方は、そんなことは気にせずモリモリ召し上がってください。おいしいですよ。
ゆで時間は、わたしの場合は5分くらい。(お腹が大丈夫な方は1分でも2分でも3分でもお好きなように)
うどんや蕎麦やパスタをゆでるときは「たっぷりのお湯で!」といわれますが、蛭子麺は、少量のお湯でゆでるのがキモです。
というのは、麺から出たエビの出汁がおいしいから。ゆで汁は捨てないでそのままスープ。写真の具材はとりむね肉団子と青ねぎ。
ゆで汁だけだと味が薄いので、鶏ガラスープの素とか塩とか醤油とか、家にある調味料で好みの味付けに。(瓶入り調味料いろいろある方はこの辺で活用できますね)
汁そばもいいけど焼きそばも好きです。写真は茄子と青ねぎと鶏ひき肉。味付けは塩とごま油と生姜と黒胡椒。
でもほんとは中国の、色の濃い甘いお醤油をいれて真っ黒にしたい!(今週いつかね)
ところであまりお店では見かけませんが、黄ニラがあると本格的な味になります。黄ニラってほんのり高価なのですが(といってもひと束298円くらい)、見かけたときは買ってザクザク切っていろんなものに入れます。
ボナペティ~
本日のスペシャル
最近のおいしい1日1新:緑茶マドレーヌ(低脂肪レシピ)、マンゴープリンの型(香港のお店で出てくる模様の)、ホームベーカリーパン(やったことのない方法いろいろ)、モン・ペシェ・ミニョンのパン(バゲット以外も買ってみる)、はじめてのお店何軒か(入ってみないとわかりませんものね)、カレーのお姫様が電子レンジで爆発(以来まいにちカレーの香り)
1日1冊:Sarah Schulman「Conflict Is Not Abuse」、藤森二郎「『エスプリ・ド・ビゴ』のホームベーカリーで食パンレシピ」それぞれ続き。