鎌倉の近くに住んでいるわたし。おみやげやギフトに甘いものを贈りたいな、と思うときは、たいてい『クルミッ子』です。
↓こんな子
というのは、おいしくてかわいくて、誰にさしあげてもたいてい小躍りして喜んでもらえるから。
バタークッキーにクルミのみっちり詰まったキャラメルをはさんだ小さなお菓子で、わたしは見かけも好きなのです。
断面がいい!
原材料をみると、クルミ、砂糖、クリーム、小麦粉、バター、水飴、卵、はちみつ、牛乳、膨張剤(←ベーキングパウダーとかそういうもの)、香料。食べものしか入ってない。
慢性膵炎もちの人が、そんなもの食べていいわけ!?
たしかに。クルミ、クリーム、バターの順ですものね。そりゃおいしいはずです。
ところで答えを先にいうと、慢性膵炎もちの人もクルミッ子を食べて大丈夫です。ただし、安全な食べ方をする必要は、ある。
この記事では、脂質を制限している方、膵臓をいたわりたい方が、クルミッ子を安全に食べる方法をご紹介します。
脂質 7g ÷ 4 = 脂質 1.75g
お店の成分表示によると、クルミッ子1個あたりの脂質は 7.0g。(スクリーンショット切り取りの出典元は、このページです)
わたしの場合は、1日の脂質合計20g 1回の食事で脂質 4~5g 繰り越し負荷 というゆるいルールで食べています。よって、
クルミッ子だけで 7.0g になってしまうのは多すぎます。しかし、
- 3つに切って1切れ食べれば 脂質2.3333g
- 4つに切って1切れ食べれば 脂質1.75g
- 5つに切って1切れ食べれば 脂質1.4g
わたしは(その日の気分とお腹のコンディションによって)4つ切りか5つ切りかな。
切ったクルミッ子を、ガラスの瓶に入れて冷蔵庫で保存し、2日か3日めくらいには食べ終わっています。
そんなちょっとで食べた気するの!?とお思いでしょうか。
感じ方は人それぞれでしょうけど、食べた気するのですよ。
- まずは冷蔵庫で冷やしておいて(←味が鮮やかになるのでおすすめ)
- ちょっとずつかじってお菓子を味わい尽くし(おいしい・・)
- 余韻とともにお茶をたのしむ
バタークッキーの部分。もぐもぐ。クルミとキャラメルのフィリング。もぐもぐもぐ。バタークッキーとフィリング。ふむふむ。
クルミもキャラメルもバタークッキーも、味が深いので満足感があります。
上の写真は4つ切りです。
(お腹が大丈夫な方は、こんなことしなくてもバリバリ好きなだけお召し上がりください。小さいのでひとり1個じゃ足りないと思う)
いろいろな入手方法については、Oggi.jp の記事「通販も可能! 鎌倉土産の定番『クルミッ子』の美味しすぎる魅力」にありますよ。
ボナペティ~。
本日のスペシャル
箱を開けたり袋を開けたら基本ぜんぶ食べる派と、途中まで食べて残りはあとで食べる派っていると思うのです。わたしは子どもの頃から残りはあとで食べるのOK派。ある作家がポッドキャストで、こんなふうに話していました。
「うちの子はおかしい。でかいクッキーを買ってあげると、途中まで食べて『お腹いっぱい。あとで食べよっと』とか言ってしまっておく。ありえん。
私が子どもの頃はクッキーなんてお腹いっぱいだろうとそんなことには関係なくぜんぶ食べていた。今もそうなので食べすぎると困るものは家に置かない」
そういえばわたしの父も、「箱を開けたら一気にぜんぶ食べちゃう。身体によくない気がするから甘いもの送らないで」と言っていました。なのでクルミッ子2個入りていどにしています。
こういうのって生まれ持った性質なので、膵臓をいたわりたい方で、クルミッ子の箱を開けたら最後、完食せずにはいられない、という方は、買わないほうがよいかもしれません。(あなたはどっち派ですか?)
1日1新:Toggl Track
1日1冊:河口慧海「チベット旅行記」、Isabel Wilkerson「Caste」続き。