牛乳なし、卵なし、バターなし、豆乳なし。もちろん入れてもおいしいですが、我が家はシンプルなレシピです。
ふとひさびさにイーストのパンケーキにしてみたら気分に合ったのか、イースト発酵のパンケーキの時代に突入!
ベーキングパウダーで作るふわっとしたバージョンとは少しちがい、むにゅもちな食感と、うっすらした発酵の深い香り、味わいは濃いめ。これもたのしい。おいしく作るこつは、おいしい小麦粉を使うことだけ。
イースト発酵のパンケーキは、生地を混ぜてから冷蔵庫で、ひと晩ねかせます。ふた晩でも大丈夫。おいしくできますよ。
前もって生地を用意しておき、好きなタイミングで好きなだけ焼けるので、便利なのです。
このレシピの生地は、ほとんど甘みがついていません。甘いシロップや果物のジャムのほか、タラコのペーストやスモークサーモンといっしょに塩味のパンケーキとしてもおいしいです。(食べすぎにご注意ください)
【このレシピは低脂肪です。生地にオリーブオイルを8g(小麦粉200gに対し8gです!)入れるほかは、脂肪を使っていません。くっつかないフライパンで、バターやオイルをひかずに焼いています。】
↑ブルーベリー
↓いちご
流れ
材料を計量して混ぜる
↓
冷蔵庫に放置(ひとばん~ふたばん)
↓
焼く
↑焼きたてふっくら
↓焼いて冷凍しておいたものを電子レンジで温め(ちょっとやせてるけど問題なくおいしくて、すぐ出来!)
道具
ボウル+ふた(我が家はティファールの小鍋+付属のふたで)、キッチンスケール、くっつかないフライパン(底の平らなもの。我が家はティファールのフライパンを使っています)
材料
- 小麦粉* 200g
- 塩 ひとつまみ
- 砂糖 小さじ1
- ドライイースト 0.8~0.9g**
- オリーブオイル 8g
- ぬるま湯 270g
*全粒粉でも白い小麦粉でも、お好きなので。わたしは準強力粉(フランスパン用の粉)を使っています。
**ここでは通常のドライイーストを使いました。天然酵母のドライイースを使う場合は少し多め(1.5g)にしています。
生地の作り方
- フタのできる容器に、粉類を入れて混ぜる。
- オリーブオイルとぬるま湯を加えて混ぜる。
- フタをして冷蔵庫の野菜室に入れる。
- ひと晩おいておく(ふた晩までOK)。
パンケーキの焼き方
- 冷たいフライパンにパンケーキの生地をぽとりと落とす。
- 弱めの中火にかける。1分半したら弱火にする。
- 周りに火がとおって色が変わりはじめ、ふつふつして小さな穴が空いてきたら、ターナー(フライ返し)でひっくり返す。この辺でだいたい3分半~4分くらい。
- 全体に火がとおったらできあがり。
パンケーキの大きさや火力、好みの焼け具合で変わってきます。パンケーキの様子をよく観察してお好きな仕上がりをみつけてください。
食べ方いろいろ
我が家はたいていダブル・ブルーベリー・パンケーキにしています。パンケーキの生地にもブルーベリーが入っており、
パンケーキをひっくり返すと、うら側にブルーベリーがうめこまれています。ブルーベリーを生地に混ぜてから焼くのではなく、生地をフライパンに流してから乗せて、ちょっと押し込むやり方です。
いちどにぜんぶ焼いてしまい、冷凍保存するのもおすすめです。食べたいときに食べたい数だけ、電子レンジで様子みながらちょっとずつ温め。トレイに乗せて冷凍庫に入れ、少しかたくなったら容器や袋に入れて冷凍庫に戻しておけば、くっつきません。
いちごのコンポート風いちごジャム(砂糖は果物の12%くらい)を、浴びるようにどうぞ。
本日のスペシャル
1日1新:初めてお会いした方々
1日1冊:たかが映画なんだけれども(出版社「タバブックス」のサイトの、連載よみもの)、Daniel Pink「When」、井上理津子「いまどきの納骨堂」各つづき。