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全粒粉100%ふつうに焼いて大丈夫
ブログを始めてよかったことはたくさんありますが、そのうちのひとつはグーグルアナリティクス。大勢の知らない方がこのブログを読んでくださること(ありがとうございます!)や、どんなキーワードで何を求めてここへたどり着いてくれたのかを知るのが毎日の楽しみです。
さて、全粒粉100%パンで探してくださった方の関心事は主に「100%」「膨らむ」「しっとり」「上手に焼く」ということでした。
皆さま、全粒粉100%パンは膨らみますし、しっとりしますし、上手に焼けます!
本やウェブサイトに、全粒粉100%は膨らまないとか、パサつくとか、特別な材料を添加しないと上手にできないなどと書いてあっても気にせず、ふつうに焼いてぜんぜん大丈夫~。おいしくできますよ。
ホームベーカリーのフランスパンコースで焼く、シンプルな全粒粉100%のフランスパンのレシピをご紹介します。
わたしの好みは、クラスト(=皮)はバリバリで、しっかりかたく香ばしく。中身(=クラム)はつやつや&しっとり、写真のように「ひき」もしっかりあること。
グレイッシュなクラムには、よおく見るとこげ茶の点々があります。
ホームベーカリーなので形はまるっこい四角ですが、このように底の部分はとくに厚くパリパリのカリカリに。バゲットで言うと、パンの裏側に焦げ気味の部分がありますよね?あれです。
強力粉の全粒粉はたくさんありますが、「準」強力粉の全粒粉はめずらしいですよね。わたしは臼夢のほかに、フランス産のサンテグランという粉を使っています。臼夢はクラムの色が薄くクリーミーで、香りはマイルド。サンテグランは焼き色が茶色くて香りも味も濃いめです。
同じ配合でホームベーカリーの同じコースで焼いても、それぞれ違った味わいなのが面白い!臼夢は、Amazonで470円/1kg。サンテグランは1,426円/2kg+クール便代金。
材料
- 準強力粉の全粒粉 200g
- 水 160ml
- 塩 3g
- バター 5g
- イースト 1.3g
小麦粉は、上の写真の臼夢を使いました。もちろんほかの準強力粉全粒粉でも大丈夫。
水は、室温が22℃以下ならば、冷たくない程度までほんのり温めると仕上がりがきれいです。温め忘れたらそれても大丈夫。
通常フランスパンのレシピには油脂は入りませんが、パンをケースから取り出しやすいようにバターを入れています。油脂が入らないとパンがケースにくっつきますので、高温のパンケースから取り出す作業が大変。安全第一で美味しくいきましょう!
道具
キッチンスケール(はかり)、ホームベーカリー、オーブンミトン、ワイヤーラック(または魚焼き・BBQ用あみなど)
作り方
1.イースト以外の材料をホームベーカリーのケースに入れる。イーストをイースト容器に入れる。
2.フランスパンコースを選択してスタートボタンを押す。
3.焼きあがったらオーブンミトンをしてパンを取り出し、ワイヤーラックの上で冷ます。
低脂肪チーズを乗せて、溶けるまでトースターオーブンであぶってあります。わたしはお腹の慢性疾患があるので低脂肪のプロセスチーズで。雪印北海道100とろけるチーズ脂肪分1/3カット(335円/140g)
お腹が大丈夫な方はぜひ本物のエメンタールやグリエールでどうぞ!
気泡もぽこぽこ。
本日のスペシャル
1日1新: クローゼットのなかの引き出しを新しくした