焼き菓子って、要は形な気がします。なので気に入った型があると楽しいです。
焼き型は一度買うと長~く使えるので、ずっと買いものしなくてすむし。我が家のは、ずいぶん前に富澤商店で購入しました。アルタイト角デコ缶 21cm(ノンスティック加工)1,400円。Amazonにもあります。
ノンスティック加工なのに紙を敷いているのは、バターやオイルが入らない低脂肪レシピだと、なんだかだいって多少はくっつくので、取り出すときがちょっと気になる。紙を敷くと安心します。あとビジュアルが好き。
そもそもなんでまたそんなに低脂肪?かというと、わたしはお腹の慢性疾患もちなので、けっこうきびしい低脂質食なのです。(食餌制限をまもるメリットは、激痛・入院・早死になどの可能性が低くなること!)ということで、
お腹にやさしく、かんたんシンプル、自分の好みを大切に、をコンセプトに、家の小さなオーブンで焼きもの三昧。しあわせだ。
この記事では、スクエア型で焼いた、りんごのケーキをご紹介します。
小麦粉によって食感が変わるので、お好きな粉で作ってください。ざくざくの石臼引きの全粒粉を使うと、小麦の皮のつぶつぶ食感が味わえるし、製菓用の細かい全粒粉を使うとしっとり。
オーブンに入れる前に表面に砂糖をふりかけると、カリカリとしたクラスト(皮)とポツポツの穴ができます。生地にまぜる分の砂糖からふりかける分を取ってもよいし、エキストラでふりかけても。いろいろやってみて、ご自分の好みをみつけるのが吉。
↑↓砂糖をふりかけて焼いたバージョン
砂糖をふらない通常バージョンだと表面つやっとした仕上がり。
↑↓砂糖をふりかけていない通常バージョン
流れ
りんごを切って砂糖をまぜる
↓
オーブンを180℃に予熱開始
↓
型に紙をしく
↓
材料を計量してまぜる
↓
型に流してオーブンで焼く
↓
オーブンから出して冷ます
切って冷凍してちょびちょびばくばく食べています。自然解凍でもよし、電子レンジの解凍機能でもよし。わたしはりんごが少ししゃりっとしているくらいも好きです。
道具
スクエア型(好きな型でOK)、オーブン、ボウル、スパチュラ(や木べら)、キッチンスケール
材料
・りんご 大1個
・砂糖 5g
・レモン汁 小さじ2(あればでOK)
・全粒小麦粉 150g
・ベーキングパウダー 7g
・砂糖 30g~40g(好みで加減)
・卵 2個
・水 80g
・バニラエッセンス 8滴(好きなだけ)
作り方
- りんごの皮をむき、1.5cm角くらいに切る(形はてきとうでOK)。砂糖と(あれば)レモン汁をまぜて放置。
- オーブンを180℃に予熱する。
- 型に紙を敷く。
- ボウルに小麦粉とベーキングパウダーと砂糖を入れ、泡だて器でよく混ぜておく。
- 別の容器に卵を割り入れ、水とバニラエッセンスを加えて、泡立て器やブレンダーなどでよく混ぜる。
- 粉類のボウルに卵液をいちどに加え、スパチュラで混ぜる。粉気がなくなるまで。途中りんごも加えて混ぜる。
- 生地を型に流し、オーブンで35分ほど焼く。串を指して何もついてこなければOK。
- 型から出して網に乗せて冷ます。
ご自分のオーブンの性格に合わせて温度を調節したり、途中こげないようにアルミホイルを乗せたりしてください。
好きな大きさ、好きな形に切ってどうぞ。
本日のスペシャル
1日1新:Classic Editor(WordPress プラグイン)、近所に新たな散歩道をひとつ発見
1日1冊:マイリトルボックス編「素敵なパリスタイル」、Jill Liddington「Presenting the Past: Anne Lister of Halifax」、河口慧海「チベット旅行記」つづき。
ココアパウダーを加えて、丸い焼き型で作ったバージョン↓なんでもいいんですよねほんと・・。