パリに行きたいですか。わたしも行きたいです。
この記事では、amazonプライムビデオでさっと観られる、わたしが好きな作品について書きます。
30分あったら『レイチェルのパリの小さなキッチン』のエピソードをひとつ。1時間半あれば『ディリリとパリの時間旅行』を。と勝手にコースを設定しました。エンジョイ♪
レイチェルのパリの小さなキッチン(30分~3時間コース)
ビデオのリンク:レイチェルのパリの小さなキッチン
レイチェル・クーというイギリスの女性がパリの料理学校で勉強し、小さなアパートで2席だけのレストランを始めました。それが話題になってイギリスのテレビ局が作った番組です。
視聴者は、パリの小さな(ほんと小さい!)キッチンでレイチェルがお料理するのをじーっとながめる。たのしい。
ところで吹き替えの話し方って、なぜ常にドラマチックなのでしょうか。タカラヅカのステージならぴったりだけど(ふつうに話されても観るひと困っちゃうし)パリの小さなキッチンには合わない。ま、すぐ慣れるんですけど!
この番組は、ちょっと前に体調不良だったときにヨボヨボ観たら非常によかったのです。
1日かけても脂質23.3gのファミリーマートの卵サンドを完食できないわたし。慢性膵炎もちゆえ、いちにち脂質20gくらいの超低脂肪食なのです。そんなひとが体調よくないときにお料理番組?だいじょうぶ?
はい。観るのは脂質ゼロだからだいじょうぶ!
レイチェル・クーは、家の中の様子(といっても基本ひと部屋)や着ている服なんかもセンス良すぎ。こういう人っていますね(そもそも仕事はクリエイティブ・ディレクターらしい)。ビンテージの雑貨や食器などもかわいく、キッチンにちりばめられた明るい色がわたしは大好き。
料理しながら「ダイエット」とか「ヘルシー」とか「健康効果」とか言わないのも心にもいい!
わたしはこの番組をみながら「パリで買うものリスト」を作りはじめました。レイチェルのパリの小さなキッチンにおじゃまして(←気分)、いろいろ欲しくなってしまったのよね、うつわとか道具とか。
ディリリとパリの時間旅行(←おすすめ。94分コース)
ビデオのリンク:ディリリとパリの時間旅行
1900年前後のパリを舞台に、主人公ディリリといっしょにその頃のパリをあちこち見て回るアニメーション映画。(←作ったのは70代の白人男性監督)
レンタル299円を払う価値があるかを確認すべく他人の感想をグーグル検索!したくなりますよね。(人間だもんわたし達・・)
が、いきなり観るのがおすすめです。amazonのレビューや公式サイトのあらすじも、心を強くもって読まないことをおすすめします。そのほうが、
「なにこれ」「へ?は?」「ひえ~」(うっとりうっとりうっとり)と楽しめる気がします。ふふふ。
とてもヘンでとても美しいファンタジー作品。今週ひとつ映画をみたいな、とお思いの方がいらしたら、ぜひ『ディリリとパリの時間旅行』を。わたしも今週また観ます。
ここにないもの:高度なレンダリングによる滑らかな動き、刺激的なアクション、わかりやすさ(思考停止で牽引)
ここにあるもの:1900年前後のパリの景色、美しい色・形・音、アート好き・本好きな人のミーハー精神を刺激するもの(センスで牽引)
映画を観たあとにカスタマーレビューやプロの映画評を読んだら・・書くひとによって、ほんとに違う。映画じゃなくて『ディリリ』の映画評をテーマに記事を書くとかしたいくらい興味深かったです。
本日のスペシャル
1日1新:グリーンルイボスティー(これ好き!)
1日1冊:Anna Sale「Let’s Talk About Hard Things」つづき。
著者はわたしが好きなポッドキャスト『Death, Sex, and Money』のホストで、Hard Things は death, sex, money, family, identity の5大びびるテーマ。わたしは money がもっとも怖くもっとも困難でもっとも話したい話題です。死ぬまでにお金の話を屈託なく話せるようになるのが夢!安心して話せる人達とたくさん会うのが夢!そのために生きてるようなもんかも。(←おおげさ)
あなた様はどれでしょうか。