コロナウイルス感染症の影響で、いつもと違うことにお金をつかっています。
ミクロなレベルでの消費について、わたしはどうしたいかなと考える機会にもなっています。
いまから少し時間が経って2020年の春を思い出したときに、
ある日トイレットペーパーがお店の棚から消えたとか、別の日はいきなり小麦粉の棚がすっからかん、とか
そういうことの他にも覚えておきたいことがあるなあと思い、記事にしました。
ポッドキャスト
何年も毎週たのしみに聴いていたポッドキャスト番組が、とつぜん終了しました。広告主のメディア支出が削減されたので契約打ち切りが続出し、番組を続ける予算がなくなったそうです。
わたしはこれまで、有料プランを選べる大手の番組でも無料プランで聴いていました。有料だと広告がなくなってしまうから。
ポッドキャストの広告の多くがホストの自作自演CM？で、手作り感がいいのです。
へえ～そんなサービスがあるんだ、そんな商品も売れているんだ、
返品したあと商品がどうなるかも説明するんだ（例えば、お客が返品したブラは、会社が洗濯して必要な人に寄付する仕組み）
・・興味深い。しかし
「そんなわけで今週が最終回です。さみしいけどさようなら」
聴きながらご飯つくっていたわたし、ショックでちょっと座ってしまいました。
ので、有料プランを購入することに。
- Stitcher Premium 月額＄4.99（＝533円） または13ヶ月$34.99（＝3,730円）
- slate plus 初年度$35（＝3,732円）
広告はログインしなければ聴けるので、聴きたいときはそうすればいいんですものね。そうしよう。
新聞
新聞社がつぶれると、どうなるか。アメリカ合衆国の自治体は、市町村債を発行して投資家から資金を調達するのだそうです。
地元のマスコミの新聞社が閉鎖すると、投資家は不安要因があるとして、長期金利に％を上乗せします。地元に新聞社がない町は、お金を借りる条件が悪いのです。（借入費用がたったの0.1%上がったとしても、すごい負担）
そのわけは、地方新聞がなくなると地方の課題が報道されなくなり、政治家と大企業を監視する機能が失われるから。
そして監視機能を失った自治体にお金を貸すのは非常にリスクが高いから。よって、こういう町にお金を貸すときは金利を高くするらしいのです。
ポッドキャストでこの話を聴いて、しんぶん買わなければ！と、駅の売店で買ってきました。（←単純）
- ポッドキャスト：Starving The Watchdogs: Who Foots The Bill When Newspapers Disappear?
- 上のポッドキャストのトランスクリプト
- 新聞社の閉鎖と財政の関係を説明した論文（英語PDF40ページ）も公開されています。よろしければどうぞ。
まずは週に1回、紙の新聞を読むことにしました。どの新聞にしようかしら。
お花
ふだんは近所のローソンで買っています。
休業中のレストランがフラワーロス削減の無人花屋さんをやっていて、そこで買ってみました。しばらくここで買います。
ひとたば1,000円↓
小麦粉
ふだんはオンラインストアで好きなものを購入しますが、こんなときなので、買い出しのときに粉も同時に買うことにしました。
宅急便の方は「仕事が多すぎる」と話してらしたし、オンラインのお店も混んでるようで配送までに時間がかかります。
こういうときは、そこにあるものをこだわりなくありがたく使おう・・食べてみたらミックス米粉もけっこうおいしかったです。
ヘアカラー
ずっとお世話になっているヘアサロンで施術していただく代わりに、自分で根元のカラーをやりました。
「1回ぶんのカラー剤だけ5,000円でゆずっていただけないでしょうか」とお願いしたら、
なんと必要な道具すべて（手袋、耳カバー、コーム、容器、トリートメントなど）と根元カラー10回ぶんの薬剤セットで、指導もついて7,000円で販売してもらえました。もうしわけなかったけどお言葉に甘えて購入。
それからひと月、いまだ緊急事態宣言中なので、今回はヘアケア製品を7,000円ぶんセレクトしてもらい購入。押し買い派です。
みなさまはどうですか。お金の使い方は変わりましたか。どんなふうに？
本日のスペシャル
日本新聞協会の調べによると、女性記者の比率は、2001年が 10.6%、2019年は 21.5%。2019年の女性役員の比率は 3.4%、管理職では 8.5%。定年後に再雇用したうち男性比率が94.3%。（回答した新聞社のみのデータのみを集計）
廃刊になった日本の新聞一覧をみると、新聞ってこんなにあるんだ！と思います。
最近の1日1新：紙の神奈川新聞
1日1冊：和田信明、中田豊一「途上国の人々との話し方―国際協力メタファシリテーションの手法」続き。
