お正月やすみ中、良き友の運転するクルマでふたり、香川県の観音寺(かんおんじ)という街に立ち寄りました。

友人は高松出身の香川人。クルマを運転しながらソワソワうきうきしています。

「観音寺にはね、おまんじゅうがあるんですよ。特別なおまんじゅうなんですよ。特別な。フフフフフ」

???

友人がおまんじゅうを説明するのに「特別な」っていう形容詞をなんども使うとは・・尋常じゃないので興味がわきます。

グーグルマップでお店の場所を確認し、とっとと行ってみたらお正月やすみで閉まっていました。ので、駅の売店をトライしようということで、JR観音寺の駅へ。

高松から観音寺へは、電車なら1時間15分、クルマなら1時間たらず。(近いのに、高松でも買えないの?どういうこと?)

特別なことと、おいしいことと、観音寺市でしか買えないので有名なのだそうです。(でもおまんじゅうよね?←まだ腑に落ちないわたし)

駅の売店で、友人のお母様へのおみやげ用と自分たちのおやつ用に、5個入りパックをふたつ購入。

(早送り▶▶)

kan on ji manju (3)

な、なぬ。めちゃくちゃおいしいじゃん!

しかし観音寺にもどる時間も用もなく、もう買えないのでした。落。胆。

高松のAirbnbに遊びに来てくださった、友人のお友達(←香川人Zさん)にひとつお出ししたら、「観音寺まんじゅう?え?いいんですか?」とうれしそう。

大切そうに食べていたZさんに、「日持ちしないから、冷凍しておくのがいいですよ。冷凍冷凍~」とのアドバイスをいただきましたよ。

kan on ji manju (2)

会えない時間が愛を育てるのよね。いいじゃないの観音寺まんじゅう。またこんどね。

kan on ji manju (1)

と思っていたら、帰りの空港で思いがけず再会。よろこびに湧く!

kan on ji manju (5)

空港のANAの売店にひっそり。観音寺市外ではほんとにここだけだそうで、週末にみつかるようです。

外側はカステラっぽい生地で、中はバター風味の黄身あん。香りがすてきです。わたしは小さなフォークでちびちび味わいます。場所によって味わいが違うのもたのしみ。

kan on ji manju (4)

膵臓の弱い方は少しずつお試しください。(わたしはコンディションよければひとつ食べますが、半分に分けることも) お腹が大丈夫な方は、小さいのでぱくぱくどうぞ。

Zさんのアドバイスにしたがい冷凍し、ちょびちょび食べてます。わたしは電子レンジの解凍モードで8~9割がた解凍し、お皿にのせています。もちろん自然解凍でも。

Zさんによると「アイスクリームを食べるぞってほどでもないときに」冷凍のままでもおすすめとのことです。

お好きな方は高松空港にいらしたら、ぜひ。もちろん観音寺にいらしたら、特別なおまんじゅうを。

本日のスペシャル

最近の1日1新:観音寺まんじゅう
1日1冊:Ramani Durvasula「Don’t You Know Who I Am?: How to Stay Sane in an Era of Narcissism, Entitlement, and Incivility」つづき

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