梅の花は、これから見頃です。今日の午後、東慶寺と円覚寺を確認してきました。今週末は鎌倉でも北鎌倉でも、ぽんぽん咲いているはず。
この記事でお伝えしたいことは3つ:
- 梅が見頃です
- 小さな梅の花に顔を近づけて香りを楽しんでみて!
- (香り付きではありませんが)写真もどうぞ
明日はもう週末、さっさとまいりますね。
梅の香り
皆さまは小さな梅の花に顔を近づけて、香りをかいでみることはありますか?
わたしは時間と体力がゆるす限り、立ち止まって「くんくん」することにしています。
他の草花もそうですが梅の花も、1本1本(枝によっても違う!)香りがそれぞれ違うのです。
品種によって。個体によって。香りの濃淡や、甘味、酸味、苦味に渋み。冷たみ、温かみ。
今日は強い香りが印象的だった木を2名、ご紹介します。
東慶寺の入り口をはいってすぐ左、拝観料を収める窓口の向かいにある、白い花の老木。もちろん甘ずっぱい梅の香り。プラスお香のような、ほんのりまだるっこしい温かみを感じました。
円覚寺の山門を通り抜けてまっすぐ進むと(仏殿の手前)右側にある紅梅。うっすらシナモン。
どちらの木も、157cmの人が、顔を近づけて香りをたのしめる高さに花をつけています。もしも通りがかることがあれば、ぜひ立ち止まってお試しを。
写真で少しご案内
東慶寺
JR北鎌倉駅から徒歩10分ほどの、花の名所で有名だけれど素朴なお寺。
入り口脇の小さな門にかかっている、のれんの様なもの。デザインが(季節によって?)変わるのです。木製の珠が編み込まれることもあります。今回はモダン・マクラメ風。
立ち止まって香りをすいこんでみると、これはほんのり。
ねじねじ。どうやって何が起こってこんなふうになるのでしょうか。
踊っている?それともポーズつけたまま静止?
こんなに小さくても香ります。ここでも立ち止まる。
まんまるっこい梅のつぼみを思わせるモチーフ。こういうところもひとつひとつ意味があるのですよねきっと。
このお寺の、ひなびたところに惹かれます。この先の右側に、井戸があります。その辺りでいきなり気温が下がり(空気の流れが変わるみたいです)木々の背が高くなって、山の空気に。不思議とこわくないので、ずんずん先に進んでみてください。
十月桜も咲きはじめています。
PS ここのギフトショップは、1.小さく軽く 2.気が利いていてちょっと素敵で 3.手頃な、お土産屋さんぽくないものが置いてあるのでじーっと見てしまいます。
円覚寺
JR北鎌倉駅の目の前にある禅寺です。
山門の下はとても心が落ち着きます。守られた感じ。
さっそくひとつ。
近づきすぎても大丈夫です。ほんのりシナモンも香る紅梅。
足元には緑あざやかな苔。
紅梅の隣には松。
円覚寺も奥行きがあるので、どんどん登って行きます。竹林の手前にミツマタ。まだつぼみです。
ミツマタのつぼみ。うぶ毛ほわほわ。
奥まったところにカフェがあります。入り口にむかって右側の庭のしつらいが好み。
弓道場の脇にはかわいいひとがいましたよ。
花の季節をたのしまれますよう。
本日のスペシャル
1日1冊:Gretchen Rubin「The Four Tendencies: The Indispensable Personality Profiles That Reveal How to Make Your Life Better (and Other People’s Lives Better, Too)」、Bari Tessler「The Art of Money」久しぶりに続き。
松本利明「『ラクして速い』が一番すごい」←「あら気が合う」と思って入手した本。自分の過去を肯定してもらった気持ちになる、なんとなく昔懐かしい仕事文化の本?でした。
1日1新:新しい焼型、ほうじ茶ブラウニー