nprラジオにはまっています。
軽めの話題から深い話題まで、初めて聞くことが毎回なにかしら出てくるのですごく楽しい!
先週末は、ちょっとおもしろい話がありました。
Settle For Loveという米国のオンラインデートサイト。http://settleforlove.com/ ←ここです。
(注:オンライデートサイトは、ここでは、出会い系というよりも婚活系のまじめなサイトのことを言っています)
「settle for~」とは英語で「~でよしとする、~で手を打つ、~妥協する、~で満足しておく」という意味で、
キャッチフレーズはImperfection is Beautiful(短所は美しい)。
かっこいい写真+だらしない写真、お化粧ばっちり写真+すっぴん写真を、見比べることができるようになっています。
ふつうのオンラインデートサイトでは良いところを出しますよね。
でもSettle For Loveは、長所(Pro)と短所(Con)、良いところと、一般的にはかなり良くないとされるところ、両方を出していくのが特徴です。
たとえば、
長所(Pro)料理が上手
短所(Con)洋服は臭くなければ着る
長所(Pro)文学が好きで親切
短所(Con)アスペルガーだ
サイトの創始者ふたりは男の人で、そのうちひとりがラジオで言うには:
高校のときにビデオメッセージまで作って卒業パーティに誘った女子が一緒に行ってくれたので
パーティのあと勇気をふりしぼって「つきあってください」と言ったら
「You are not my type.(タイプじゃなかったから)」のひとことでふられ、トラウマで何年も女性にアプローチできなかった。
大人になってからは良きパートナーに出会うためにオンラインデートサイトに登録し、実際に会ってみたが
あなたとわたしでは経済力が違う、釣り合わない、と冷たい態度をとられ、傷ついてまたトラウマに。
そんなことがあったので
実際に顔を合わせる前に、いいところも悪いところもトータルで知ってもらえるサイトを作ってしまおう!
(そこで自分もすてきな誰かと出会えるかも・・)
と、同じことを考えていた友人とふたりで始めたそうです。
ところが、結論からいうと、始めた当初は登録者数が調子よく伸びていたけれど、どんどん人数が減っているそう。
登録しても全体のプールが少ないからあんまり出会いはないかも・・と創始者本人が話していました。 笑
彼自身にはハッピーエンドがあって、良いところだけを見せるふつうのデートサイトで彼女を見つけ、プロポーズを受けてもらったところ。(上の例のアスペルガーの人も、ふつうの婚活サイトで結婚したそうです)
どうやらやはり、最初のうちはかっこよくしていたほうがいいみたいです。
本日のスペシャル
PS http://settleforlove.com/ のサイトのトップページ下にある、創始者の人のお母さんの推薦の?言葉がいいです。
真ん中のコメントです。「This will never work.(うまく行くわけないでしょ)」
たしかに。
長所短所を最初から共有するというのは、効率が良かったりエゴが傷つかなくて安全なのかもしれません。
幻滅をくり返しながら相手を受け入れる(かもしれない)&幻滅されつつ受け入れてもらえる(かもしれない)というプロセスも、恋愛関係の醍醐味のひとつではないかとわたしは思うのです。
だからお母さんの考えに賛成。
1日1新: 初めてのカフェ
初めてのカフェにはカフェイン抜きのお茶がありませんでした。前のお店ですでにカフェイン入りのお茶を飲んでいたので
「紅茶の料金をお支払いしますので、お茶っ葉ぬきのお湯だけいただけませんでしょうか?」
とお願いしたらお店の方はまばたきもせず快諾!してくださって、すばらしい。ありがとうございます。また行きます。