その人はあなたの顧客や取引先かもしれません。親しい仲間や大事な人かもしれない。ふと入ったお店の人かも。
いずれにせよ、
あなたにくり返し「今すぐ」の決断や行動を求める人には要注意。話の内容にかかわらず、さっさと逃げましょう!
あなたはすでに決断している
誰かがあなたに「今すぐ」を迫るということは、その人が求める行動を、あなたが現在していないということです。
つまり、
いまその行動をしていないという時点で、あなたはすでに「しない」という決断を下し済み!したくないからしてないんです。
そもそもあなたが今すぐやりたければ or やったほうがよいと判断していたら、とっくにやってるはず。
さっさと逃げましょう、と言ってるわたしも
今ではだいぶ学んでそういうことはなくなりましたが、以前はお金や好奇心に目がくらんで、違和感を持ちながらも「今すぐ」を何度も迫る人から仕事を請けてしまうことがありました。
(お金よりも好奇心に負けないほうが難しい気がします。お金のメリットは金額で測れるけれど、好奇心は未知のものを過大評価しがちなうえ数値化できないから。)
つい最近は、ホットヨガの有料体験レッスン後に「今すぐ」の入会をしつこく迫られ、(温かいスタジオで身体を伸ばすのは最高に気持ちよく、施設は清潔で、料金も予算内なのに!)さっさと逃げてきましたよ。
単に「今すぐを迫られたらやめとく」というマイルールだからさっさと逃げたのですが、あとから考えたら納得できる理由がありました。
今すぐを迫る人は何かの兆候
いますぐを迫っている状態の人は、自分がせっぱつまっていたり、強すぎるこだわりがあって、判断力を欠いていることが多いのです。
ちょっとおかしな状況になっている可能性が高いです。
極端な例ですが、詐欺師が「今すぐ」や「今だけ」という言葉をひんぱんに使って決断を迫るのはよく知られています。
15年前に通訳の仕事で行ったバンコクで、クライアントの商談相手がたまたま詐欺師でした。穏やかでゆったりとした所作で「今すぐ」を連呼している様子は異常でしたよ。
今すぐ攻撃をかわす最良の方法
気持ちに余裕がないときや、身体が弱っているときは、「今すぐ攻撃」の標的にされやすい。逃げきれずに応じてしまうのも、そういうときです。つかれていたり、寝不足だったり、お腹が空いていたり。
そう考えると、自分が良いコンディションでいることが「いますぐ攻撃」をかわす最良の方法です。やすんで、ごはんを食べて、なるべく寝ましょう。
そして、今すぐをしつこく迫られたらひとまずやめときましょう。
本日のスペシャル
1日1新: Amazon.com と Amazon.co.jp のキンドルアカウントの統合を試みる、塩こうじ豆腐丼、Master of None (楽しい!)