ミニマリストなの?よく訊かれますがそうではないと思います。
自分のよいように暮らすのが好きなのですね。
じゅうぶんな、ちょうどいい、という意味でイナフィスト(enoughist=enough+ist)なのかもしれません。
甥っ子がひとりいます。彼はもう大人だし、遠く離れているので話す機会はほとんどありません。
彼の家の写真を見せてもらいました。黒をアクセントにしたインテリアの、いまどき武骨おしゃれ男子の部屋。
当然ながら、ガーリーマダム?なわたしの家とはまったく違います。ところが既視感がありました。
すっきりとしていて、ほんのり『住んでる感』あり、自分の好きなデザインを選び、物は少ない。住人はお家大好き。
3つの共通点
ミニマリストではないのにミニマリストっぽい甥っ子とわたしには、3つ共通点があるのです。
- 返品を習慣にしていること
- モノを大事にあつかうこと
- 自分の『好き』にこだわること
モノを丁寧にあつかうと気持ちよく返品できます。
返品することは、自分の『好き』を尊重している、まさにその行動。
自分の『好き』を毎回尊重していると満足感につながるので、『欲しい欲しい感』『要る要る感』がそこでストップします。
部屋が片付かない、きれいにしたい、という方は、返品を習慣にしてみてはいかがでしょうか。(H&Mだけでなく、ユニクロやZARAでも返品は推奨されています。)
どういうときに返品?
- オンラインで購入して、届いたものをさわってみて → 手ざわりヘン!と思ったら返品
- お店で購入したけどなんか違う → と思えば返品
- 合わせたい服や靴と合わない → と感じたら返品
- オンラインで価格につられて買って、家に届いた箱を開けて → 不要なら返品
- 気が変わったら → 返品
- 状況が変わったら → 返品
- 要らなければ → 返品
- 身体に合わなければ → 返品
- しっくりこなければ → 返品
- 好きじゃないなら → 返品
- 好きなら → 絶賛キープ!
そのうち満足してしまい買い物をしなくなります。 笑
返品を習慣にするための習慣は?
- レシートを取っておく
- 家に帰ったら/届いたら、すぐ包装から出す
- タグはそのまま
- 糸くずやほこりをていねいにとり、ジャケットなどハンガーにかけるものは、かける
- 試着する
- 返品期間をざっと知っておく(H&M30日、ユニクロ3ヶ月、ZARA30日)
H&Mも、ユニクロも、ZARAも、わたしは大好きなお店です。
オンラインでの返品方法はくわしく説明されていますし、実店舗ならば、カウンターに並んで「返品をお願いします」と言えば快く対応してくれます。
スタッフの方は手続きをよくご存じですし、とても親切なので大丈夫ですよ。
本日のスペシャル
1日1新: 「本っとありがとうプロジェクト」で本をリサイクル
買ってきたときよりも返品するときのほうがむしろきれいになっていたら気持ちいい!です。
家についても同じように考えています。借りたときより返すときのほうがむしろ・・。
今の家は引っ越してきたときよりもきれいです。前に住んでいた物件も。
それがいいかどうかはわかりません。(迷惑かも)
部屋がよごれていれば清掃業者の方には仕事が入るし、管理業者の方にもマージンが入る(場合もある)し、
返品された洋服を受け取る方はシワシワのほうが気が楽かもしれないし、
糸くずがくっついてないH&Mなんて気分が出ない!と思うお客さんもいるでしょうし。
でもわたしは自分がそうしたいので、そのようにしています。
我が家のクローゼット↓写真。春夏秋冬、ほぼ同じ風景です。にゃんこの隣のニットがサラサラからモコモコに変わるくらい。下着と部屋着と寝間着は扉の右奥にあるチェストに、ニットやフリースなど冬用の衣類はスーツケースに入れてあります。