わたしの〇〇語はひどいです
「英語の国」ではない国に旅行して言葉がまったくわからなくて困っているとき、現地の方に英語で話してもらえると、ほんとうに助かりますよね。
日本で学校に行ったひとはやはり英語の授業で馴染みがありますから。
日本と同じ「英語の国」ではない場所では、学校で勉強したけれど英語には苦手意識がある、という人も多いです。
英語で話すのはストレスだし、めんどくさいし、知らない旅行者にそこまでしてあげなくても、と思われても当然といえば当然。彼らがわたしに英語を話す義理なんてないのです。
そこで、相手も自分も気持ちよく協力してもらえるシンプルな方法があります。わたしはこれで何度も助けてもらいました。
現地の言葉で「わたしの〇〇語はひどいです」と言うだけです。
たとえばスペイン語の国、ベネズエラに行ったとします。困ったことがあって、できれば英語で教えて欲しいことがある。相手はおそらく英語がわかる。
まず、スペイン語で「わたしのスペイン語はひどいです」と言うのです。
身振り手振りはおおげさに。(あやまらないこと。)
次に、とにかく知っている限りのスペイン語をつぎつぎ披露してみてください。支離滅裂でいいので、知ってる単語をぜんぶ言う勢いで。
大爆笑で英語で話してくれるはずです。
「たしかにひどすぎる。この旅行者(=わたし)のスペイン語に比べたら自分の英語のほうが数万倍マシだ・・いっちょ英語でしゃべってやるか」と。
支離滅裂ながらもわたしがいくばくかのスペイン語を勉強してきた、という事実も受け取ってもらえます。
誰かが自分の国や文化に関心と敬意を持っていると感じるとうれしいですよね。わたしは、うれしい。
助けてくれたひとには心から感謝を伝え、同じような状況で立場が入れ替わったらできる範囲で協力しています。
(大げさな身振りなんて無理!というシャイな方は、声のボリュームを少し上げて話すだけでも効果はあると思います。ぜひ試してみてください。)
海外旅行の必須フレーズ8つ
自分なりの最低限の必須フレーズを事前に用意して、現地の言葉でナチュラルにすらすら出てくるように練習しておくと、外国への旅がいっそう気持ちよくなるのではないでしょうか。下の8つはわたしの今のリストです。
1.こんにちは
2.ありがとう
3.さようなら
4.お願いします (英語でPleaseの意)
5.すごい/すばらしい/おいしい (たいてい1つの言葉でこと足りる。すばらしい!)
6.お化粧室はどこですか?
7.火事だ (「助けて」や「警察」よりも効果がありそうなので念のため)
8.わたしの〇〇語はひどいです
これから行く予定の国の言葉にしてみました
わたしの中国語はひどいです → 我的中國是可怕的
わたしのベトナム語はダメダメです → Việt My là khủng khiếp.
わたしのフランス語はヘタクソです → Mon français est terrible.
グーグル翻訳に教えてもらいましたが、そもそもなんと読んだらいいのか(正しいのか否かも)わかりません・・。こういうことを調べたり勉強するのも旅の醍醐味ですね。
本日のスペシャル
1日1新: 鎌倉れんばい2班