北鎌倉の明月院の本堂の裏手に、地味なんだけど心やすまる美しい庭園があります。有名な丸い窓の向こうに見えるお庭です。
この記事では、そのお庭をメインに写真でご紹介します。
この記事でお伝えしたいことは、
- 本堂奥にも庭園がある
- そこは美しく趣ある場所である
- 今が静かなタイミング(明月院が最も混雑する紫陽花シーズンの直前だから)
これだけです。
自由な気持ちで外出できるまでは、まだもう少し時間がかかりそうですので、ぜひ来年の今ごろ!
静かな北鎌倉に行きたいなあ、2022年の5月にリマインダを設定しておくか、と思っていただけたらうれしいです。
[2023年3月24日に追記:わたしは先週ひさしぶりに行ってみましたよ。5月まで待たなくても、いつでもいいのでは?]
行き方など
最寄り駅
JR北鎌倉駅。駅から明月院までは徒歩15分くらい。
北鎌倉はJR東京から1時間くらい。JR鎌倉駅のひとつ手前、東京寄りの小さな駅です。
トイレ
- 駅にあり。きれいです。
- 明月院にもあり。きれいです。
コンビニ
- 駅のそばにローソンスリーエフあり。近隣ではここだけ。
拝観時間
- お寺:朝9時~
- お寺のカフェ「月笑軒」:朝9時30分~
静かに楽しみたい方は、早朝その辺を歩き回ってから、朝いちばんの参拝者としてお寺を訪れるのがおすすめ。その後はカフェでゆっくり休めます。
平日なら午後でもたいてい静かです。(紫陽花や紅葉のシーズンのぞく)
ゆっくり写真
重要文化財や国宝は出てきません。その辺をお散歩気分でおつきあいください。
5月の最初の週
さっさと奥の庭園へ。
夏のもみじはみずみずしくて、千代紙という感じではないです。水分たっぷりで軽さがないからでしょうか。
興奮しました。
ところで明月院は「明月院通り」という道の奥まったところにあるのですが、そこまでの道のりも草花が美しいのです。
色濃いしゃくなげはアールデコ風。お寺の門を入ってすぐのところにも咲いています。
今月のお知らせは、お寺の入口に掲載されています。
うーーむ。大手毬と、とちの木と、しゃくなげかな・・。(←何が?)
5月の4週め
奥の庭園から。5月の1週めにはニョキニョキ緑の茎が生えていただけの花菖蒲が、咲きはじめていていました。
花菖蒲のシーズンはこれから。
紫陽花も咲きはじめています。
あああああ。
きれいです。
終わりかけの儚いしゃくなげ。きれいです。
虫よけスプレーをして行けば、ここで読書をたのしむことができます。そろそろ虫よけスプレーを玄関に出しておかないとだ。
この紫陽花はとても背が高く、下からでないと撮れないのです。
6月の1週め
ふだんは人の少ない場所ですが、さすがに菖蒲の開花がすすむとにぎわいます。
消し消しせねば、と作業を始めたら、皆さんのお顔がマスクで隠れていた2021年の初夏。
菖蒲って、葉っぱの形がしゅっとしてエレガントです。
ここのお庭は隅っこまで丁寧にデザインされています。ぜひ、ずんずん奥まで進み、くまなくご覧になってください。
カフェ
わたしはここのカフェが好きで好きで好きで。
すごいメニューがあるってわけでなく(ふつう喫茶)、おしゃれってわけでもなく(ファンシー風味)、椅子は座りごこちよくなく、
テーブルの脚と自分の足が「ガツっ!」「痛っ!」、テーブルの天板も膝のお皿を直撃する絶妙な高さなのですが
緑にかこまれた空間で、そよ風を感じながらただ休憩するだけなんですけど、それが最高なのです。
本日のスペシャルは、ひとつめの記事にあります。