「スマホ中毒」対策にグレイスケール表示が効く、という記事を読み、さっそく試してしばらく人体実験しました。
グレイスケール設定では、スマートフォンの画面に溢れるすべての色を、白と黒のあいだの灰色の明暗で表現します。だからグレースケール。
[Image Source: https: //www.dreamstime.com/の無料画像をわたしのiPhoneで部分表示したもの]
実験結果はというと、効果は2つ。
ひとつめ:スマートフォンの画面が「静か」になって、ほっとします。心がつかれない。目がやすまる。
アプリさん達 「見てーー」「押して」「寄ってって!」
SNSさん達 「もう少し居て!」「見て」「見て」「見てええええーーー」
グレースケール表示にすると、ボリュームがひゅ~んと落ちて、ささやき声に。ふぅ。
ふたつめ:色とりどりの誘惑がないと、画面を見つめて無為に過ごす時間が減りました。
水墨画みたいな世界では、(低刺激が大好きなわたしでさえ)画面を見る気がなくなるんです。賑やかな色に慣れた頭には、ちょっとがっかりしてしまう。
でもそれがいいんです。重要なことに集中し、大切な人の声に耳を傾け、窓の外の空の色を慈しむことができるから。
もちろん、色が必要なときは一発でカラー表示に戻せます。ホームボタンを続けて3回押せば、カラーとモノクロの世界を行ったり来たり。(←この「行ったり来たり」の部分がわたしには重要みたいです 笑)
グレー設定で撮影した写真は、カラー表示にすればちゃんと色がつきますのでご安心ください。
この記事では:
- iPhoneをモノクロ表示に設定する方法
- モノクロ表示⇔カラー表示を「いっぱつ」で変えられるように設定する方法
をご紹介いたします。世界が変わっておもしろいので、ぜひお試しを。
iPhoneをモノクロ表示に設定する方法
設定
↓
一般
↓
アクセシビリティ
↓
ディスプレイ調整
↓
カラーフィルタ
↓
カラーフィルタを オン にする
↓
グレイスケールに ✔ チェックを入れる
モノクロ表示⇔カラー表示を「いっぱつ」で変えられるように設定する方法
設定
↓
一般
↓
アクセシビリティ
↓
ショートカット(いちばん下までスクロールすると見つかる)
↓
カラーフィルタに ✔ チェックを入れる
この「ショートカット」の設定をしておけば、ホームボタンを3回、カチカチカチっと続けて押すだけで、カラー表示をグレイスケール表示に、グレイスケールをカラーに、変えることができます。
[Image Source: https: //www.dreamstime.com/同上]
わたしのiPhoneでは、最初に現れる画面をこのようにしています。
[Image Source: https: //www.dreamstime.com/同上]
右から左へ1回スワイプするとアイコンが見られるように。(他のはもう1回スワイプしないと見られないように隠してあります)
[Image Source: https: //www.dreamstime.com/同上]
ホームボタンをカチカチカチ♪で、このように。
Kindleのアイコンはカラーのときよりもグレー画面のほうが目を惹きますし、素敵なのです。白黒が基本なKindleだからそういう文化?方針?気づいてる?なのでしょうか。
本日のスペシャル
1日1新:小田急江ノ島線(+知らない駅+知らないお店)初めて乗る路線は景色が違ってほんとうにたのしいです。
1日1冊:Yuval Noah Harari「Sapiens: A Brief History of Humankind」、松本利明「[『ラクして速い』が一番すごい」Kindle版、Brené Brown「Braving the Wilderness: The Quest for True Belonging and the Courage to Stand Alone」 少しずつ。サピエンス全史、ななめ読みで突進!