家の近くの小さな病院と調剤薬局の方々と顔見知りになっておくと、緊急時・災害時に安心ですよ。
これは我が家のご近所さん「Mさん」にもらった知恵で、わたしも実践しています。慢性膵炎の方だけでなく、日常的な服薬が必要な方にもおすすめです。
Mさんの2番目のお子さんは、生まれてすぐに重篤な病気がわかりました。
中学生のときに臓器移植手術を受けて、元気になってニョキニョキ成長し、今では見上げるような若者に。それでも一生飲み続けなければならない薬があります。
そんなMさんに教わった知恵が、家から近い小さな個人病院と調剤薬局に「ふだんから顔を売っておくのよ」。
Mさんはお子さんが赤ちゃんのときから、都内の大病院の、有名な小児病棟に通っています。でも、ふだんから必ず近所の個人病院に子どもを連れて行き、ドクターとスタッフの方々に子どもの状況をよく説明し、「営業しとくの!」だそうです。
仲良くなっておくのが重要なのです。それも「1軒じゃダメ」。
調剤薬局も、そうです。感じよくしてお店の方々に子どもの顔と名前を覚えてもらう。心に留めておいてもらえるように。
2011年の地震のときは、(東京まで行かなくても)家からすぐのクリニックと薬局で即座に対応してもらえたそうです。
薬局側では「こういう患者さんも地域にいるのだ」ということで、薬をストックしてくれていたそうなのです。Mさんのふだんの努力が地域のためになっていますよね。すごい。
慢性膵炎の人も服薬が必要です。
わたしの場合は専門医が都心で、かかりつけ医は近所ではなく、電車に30分ほど乗ります。地震のときは少しだけどきっとしました。
初めての薬局に処方箋を持っていって、「この薬はいつもは置いてないんです、そんなに出るものではないので」と言われたことが何度かあります。
いつもの調剤薬局でも「ちょっと数が足りないです…申し訳ないのですが不足分を郵送してもいいですか?」と言われたことも。
Mさんにこのことを教わってから、少し離れたかかりつけ医のクリニックまで行く余裕があっても、(インフルエンザや風邪など)持病と関係なさそうな症状のときは、あえて近所のクリニックにお世話になることを意識しています。
バンドエイドや虫除けスプレーがなくなるたびに近所の小さい調剤薬局で買い、前を通れば会釈をして、なんだか気持ちいいです。(これってそもそも普通のご近所コミュニケーションですものね)
社交的な方もそうでない方も、あなたのやり方で、地元の病院と薬局に顔を売っておいてはいかがでしょうか。
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