パンデミックが落ち着いたら京都に行きたいなぁ。
京都のことを少しだけ書くはずだったのに、京都の町が大好きな慢性膵炎もちの人が行く、壮大なる旅の計画書?になってしまいました。
旅の写真はありませんので、メトロポリタン美術館の公有コレクションの画像を使用しています。すべて京都に縁のある作品です。
京都御苑
[Image source: THE MET https://bit.ly/37xLf0P 菊形皿]
宿泊所はいつも京都御苑の近くにしたいわたし。緑がきれいで静かで緑がきれいだから!
宿への行き帰り、もれなく御苑を通るのが幸せです。
京都御苑のハイライトは森、砂利、京都御所、仙洞御所、梨木神社。それと近くの鴨川の土手。
ひと混みがダメな人がおみやげを買うなら、休憩所のお土産コーナーがいいかも、と思って小さなものを買います。(お気に入りのハンカチをここで見つけ、たくさん買った記憶が)
新しい食堂になってから行ったことがないわたしですが、休憩所の食堂メニューを見たらちょっと惹かれます。カレーうどんはハラールでヴィーガンだ。わたしは釜揚げうどんかな・・。
お腹が大丈夫で元気いっぱいな旅人ならば、
「せっかくだから毎食おいしいお店で!」
「知る人ぞ知る穴場の名店で!」
と探すのもよいですが、体力ひかえめな人はつかれてしまいます。
わたしは公共の施設の食堂で、ふつうのご飯を楽しむのも好きです。(上野公園や新宿御苑の食堂なんかも落ち着く)
[Image source: THE MET https://bit.ly/2NwlR4R 内裏]
しかし。たまにはプロが作った美味しいものを京都で食べたいではないか。という方におすすめなのが、
祇園の懐石のお店で折詰めを予約する
お店で折詰めを受け取って、宿に帰ってゆっくり食べるのもよし、ピクニックするもよし。(←ひとつふたつでも大丈夫だった)
食べきれなかった分は宿の冷蔵庫へ。あとで食べればお腹に安全です。
お弁当を受け取りがてら街を観察したり(ふつうに観光していたらまず来ないな~っという場所にお店があったりする)、お店のしつらえを見るのも楽しいです。
(めんどくさい方はデパ地下で豪華な折詰めを買うべし!食べきれなかった分は冷蔵庫がありますし)
[Image source: THE MET https://bit.ly/3dx64NW 鈴木春信 夜に梅を見る女性]
予約はバカバカしいくらい前にしてしまうのが吉。で、日にちが近づいたら「たのしみにしておりますので!よろしくお願いします」と電話を入れておくと大吉かも。
祇園のお店の方はプロですので、指示にしたがえばOKでした。
南座での観劇にもおすすめです。開演前にお店でピックアップしてお芝居の合間にたべる懐石の折詰め、とても喜ばれたことがあります。
[Image source: THE MET https://bit.ly/3k99Uy5 三代目中村歌右衛門の石川五右衛門]
京都国立博物館
事前に調べなくても、誰の何を見に行くとか目的なくても、ただそこに行くだけで、美しいもの・心ゆれるものがわんさかあります。
[Image source: THE MET https://bit.ly/3pPFGBz 飛天]
でもまあしばらく行けないからお買いものでも。(スクロールして「もっと見る」をクリックすると素敵なものがどんどん出てきますよ)
- 京博オリジナルカラークリップ 椿・赤:鯉や猿、緑の椿もありますよ。かわいい!
- 學叢:「毎年発行している京都国立博物館の研究紀要。研究員による論文、作品研究、研究随想、調査報告」とあります。ちょっと惹かれるなぁ~と調べたら、なんとPDF版が無料で公開されています。(でもこういうのは紙の本で読みたいですよね)
[Image source: THE MET https://bit.ly/37B1j1T 白梅に月]
- 京博名品はがき撰6枚組:はがきは今すぐ出してもよし、5年10年してから使うのもよし。好きなのを見かけたら買います。
- ベストオブアート京都国立博物館 伊藤若冲「乗興舟」:寝る前にながめたら心が落ち着きそう。(しばらく前に、寝室に「寝る前ライブラリー」を設置したんです。良いです~)図録はほかにもいろいろ。
- 京博オリジナル付箋 阿国歌舞伎屏風:これ、めっちゃセンスいい。演じている者、観ている者。
- 竹しおり 白麻地梅に箙文様:きれい!紙の本を読んでると、しおりってけっこう使いますよね。
書店めぐらない
どの町でもとりあえず本屋さんに寄ります。京都では河原町三条の丸善に行きたい。京都御苑から南へ、御池通りに向かって歩きます。
京都市役所の裏には小さなビストロがあったりして、外に出ているメニューをじぃっと読んだりお店の中をのぞいたり。おいしそうだな~。わたしはお腹の持病があるので食べられませんが、お腹が大丈夫な方はぜひ。
さらに南に進むと小さな本屋さんが集中している一角が。わたしは寄ってみたことはありませんが、インディーズの本屋さんで、古書やヴァイナルや雑貨をみたい方はどうぞ。
(お好きな方にはすごく楽しそうな一角なので、自分は興味ないけど書く!)
わたしはというと、お茶して丸善をみて、うろうろして、またカフェで休んで宿に戻ります。休憩所は:
- 月ヶ瀬 堺町店
- 堺町の和久伝のカフェ
- タリーズ(寺町通りor河原町三条)
- 月ヶ瀬 タカシマヤ店
あたりでしょうか。なんて言いながらきっと知らないお店にも入るのだ。探検。
[Image source: THE MET https://bit.ly/3qLo6Qf 京都四条]
JR京都駅
着いた日
荷物を宿に運んでもらう
まずは駅から宿泊施設まで荷物を運んでもらえるサービスをお願いする。これほんとにラクでした。ふぅありがたい。
着いたらまず休憩
JR改札口からすぐの『はしたて』で腹ごしらえ休憩。または『はしたて』向かいの『中村藤吉 京都駅店』でおやつ休憩。または両方とも。
京都でお友だちと合流するならまずはハシゴで近況報告かな。『はしたて』は量が少ないので、お腹が大丈夫な人といっしょならばデザートが必要だと思いますので・・。
帰る日
駅のロッカーに荷物を入れて、奈良線に乗り、お隣の東福寺駅で降りて、東福寺へ。お寺を見たらすぐ引き返してJR京都駅へ。
ロッカーから荷物を出して、とっとと新幹線に乗る。
[Image source: THE MET https://bit.ly/2ZBq3Tg 清水寺]
書きはじめたら楽しくて止まらないので、今日はこのへんでやめときます。(でも永観堂みて疎水も歩きたいし、鞍馬山だって行きたいですよね!)
本日のスペシャル
1日1新:パックの水煮ツナ(非常用食料の試食。けっこうしょっぱかった)
1日1冊:山川菊栄の本いろいろ(あちこち飛ぶ)、森まゆみ「暗い時代の人々」各少々