パスポートセンターが空いています。申請するときも受け取るときも、こんなに人がいないのは初めて。
有効期限が1年を切ったので、新しいパスポートに切替えてもらいました。
いつかはわからないけれどパンデミックが落ち着いて国境が開き、みんなが旅に出たくなったとき、あるいは滞っていた仕事をするために、遠いところに住む大切な人に会いにいくために、わーーっと賑わうのかもしれません。
ひと混みがダメな方は今のうちにパスポートを用意しておくとよいのではと思い、この記事を書いています。
パスポート取得の流れ
外務省の「パスポート申請書ダウンロード」ページを開く
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ブラウザで入力する
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プリンタで印刷する
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直筆で署名する
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必要書類と証明写真を用意する
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パスポート申請窓口に行って申告する
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手数料の印紙を買う(パスポート受取窓口と同じ場所 or すぐ近くで買える)
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パスポート受取窓口に行って受け取る
必要書類は?
外務省の必要書類のページに、こういう場合の人はこれ、こういう場合の人はこれとこれ、というふうに書いてあります。
「パスポートの申請から受領まで(初めてパスポートを申請するとき等の例)」にも説明があります。
わたしの場合は古いパスポートの有効期限があと少しだったのが理由。他には何も変更することがなかったので、古いパスポート+申請書+写真+本人確認資料でOKでした。
手数料は?
10年パスポートが16,000円。1年1,600円です。
写真は?
わたしは iPhone で自撮りし、FreeDPEという、ファミリーマートとローソンで証明写真のプリントができるサービスを使いました。
FreeDPRとありますが、無料ではなく200円です。プリント代に30円かかります。支払いはクレジットカードかAmazon Payのどちらか。
わたしはたまたま好きなので自分で撮りましたが、そんなめんどくさいことしなくても、駅にある写真の機械もいいですよね!
北斎好き?
旅券のデザインが今年2020年に変わったことをまったく知らなかったわたし。パスポートをぶじ受け取って、その場で中身を確認したら・・絶句しました。
薄紫の濃淡で描かれた北斎がつぎつぎ出てくる富嶽三十六景!ヒエ~~なにこれ。すっごく美しいんですけどこれがパスポート?
この感激を誰かに言いつけたくて受取窓口に駆け寄ってお伝えしたら、担当の方がニコニコ「それはよかったですね、ふふ」と返してくれて優しかったです。わたしみたいなリアクションする人はけっこういるのでしょうか。
もとになった葛飾北斎の版画と旅券デザインが公表されています。ご興味ある方はどうぞ。
これでいつなんどき家族や友人に何かあってもすぐにヨボヨボ救出に向かえます。っていったい妹に何があるというのだ?
そもそも救出が必要なのは逗子の美術館で目を回して遭難しかけたわたしのほうなのでは?
とセルフ突っ込むんですけど、そこは気は心、いいのです。準備ができてることが重要なのだ。
本日のスペシャル
北斎の他にもラッキーなことがひとつ。(パスポートを持てるということ自体いろんなレベルでラッキーなのですが、それとは別に)生まれて初めてパスポート写真が変な顔じゃなかった。
自撮りしていると年に一度くらい奇跡の1枚ふうな写真が撮れます。そういう写真は母方の祖母に似ているのです(母はパパ似で、わたしもパパ似で、美しい祖母からどんどん離れてしまうメンデルの法則)。今回はそんな写真を使いましたが、どこかの入国審査で顔が違うと言われたらどうしよう。つかれてるからって言えばいいか・・。
最近の1日1新:新しいパスポート、ラ・テイエール(お茶っ葉)、元町のタリーズコーヒー(お茶をたのんだらノリタケのシェールブランのマグカップで出てきてびっくり。おいしかった)、ピカールのお店、駅のコンビニでベトナム風おこわおにぎり(ナンプラ~)
1日1冊:八幡洋「ナルシスティックな人格」続き