小町通りは週末も平日も混んでいます。ひとが少ない鎌倉を楽しみたい方は、大町通りから苔の寺「妙法寺」に歩くのはいかがでしょうか。
苔が青々としてお天気もよい今のシーズンは、梅雨前に安全に歩き回れるベストタイミング。大町通りの雰囲気と妙法寺を大急ぎでご紹介します。
苔の階段はうっとり見る用。脇に登るための階段があります。
上から見下ろしたところ。
大町通りはインディーズな店が多い
ここにないもの: おみやげ物店、BGM、屋台、原色プラスチックの看板
ここにあるもの: 山の緑の風景、通り沿いに(よく見ないと店舗であることがわからないような)お店やさんごっこ風プロの店*、路地、苔の寺「妙法寺」
場所: JR鎌倉駅からのんびり歩いたところ。妙法寺は大町通りから山側へちょっと入ったところに入口があります。
*お店は、シャビーな白い雑貨、セレクト文房具、たぶんアートギャラリー、ひとりヘアサロン、オイルランプと燭台の店など。
飲食店は、赤と緑のインテリアではない系のイタリア料理、キューバっぽい店構えのコーヒー店、高山なおみ風総菜店、懐石、高級手打ちきしめん、古民家改装カフェ、レトロなベーカリーなど。
わたしは食べないので、パン屋さん以外には入ったことがありません。お腹が大丈夫な方はぜひお楽しみを!
ちなみに、大町通りにはローソンが1軒あります。
苔の寺「妙法寺」で、ほんのり登山
交通: 鎌倉駅から大町通りをとおって20分歩く。駅からバスに乗るのであれば、「緑ヶ丘入口行」で5分→「名越」バス停より徒歩4分。
時間: 9:30~16:30
靴: 上まで登って海を見るなら運動靴
13世紀に日蓮上人が鎌倉に来て初めて住んだ家を、お寺に建て替え、今の形になったのが14世紀だそう。古いお寺です。
小さな入口で拝観料300円を納めると火のついたお線香を渡されます。仏さまにお参りをしたら、ずんずん奥へ進みます。紫陽花も咲いています。
完全に森の中。
階段以外にも苔があちらこちらに。安全のために足元にはご注意ください。
このお寺はシダも多くみかけます。美しい。
ほっ。
本日のスペシャル
1日1冊: Janet Evanovich「Notorious Nineteen」続き。
1日1新: 三軒家砲台跡、横須賀美術館「デンマーク・デザイン」展、美術館の背後をぐるりと囲む紫陽花みごと