ここにいます。
JR北鎌倉駅のすぐ前にある禅寺、円覚寺の境内にある山の中のカフェです。さっさと写真でご紹介いたしますね。
温かい甘酒をいただきました。米麹で作った、アルコールの入っていないタイプです。
わたしの席の正面は森の風景。うっっっっとり。
右に視線をずらすとこのような眺め。風がすうーーっと通り抜けていきます。花はどこにも見えないのに花の香りがする。
また頭を回転させて森に戻る。鳥の声。
注文ができたら呼んでもらえるので、左の小さなキッチンに取りに行きます。セルフサービスです。カーテンが気になる。
誰にもどいてもらっていません。午前中は静かなのだと思います
ここの内装に心が落ち着きました。椅子とテーブルは、昔風の休憩所にある古くて普通のものです。何ら特別なものはないけれど、あって欲しくないものが無いのです。
たとえばこういう看板が、木の色と墨の色と朱色に統一されていて。
テーブルに置かれたおすすめメニューは、白と黒と小豆色。湯呑の縁も小豆と同じ色。写真の背景の赤が、向こうに見える椅子のカバーの赤とリンクしています。このカバーも年季が入っていて、色あせてコンフィーでシンプルで好き。
柱のディテール。木の皮と編んだ藁?が巻き付けてあります。これってどういうデザインなのだろう。何を表しているのかしら。
↑このデザインすごく素敵で、藁が巻いてある部分の高さと、背後の垣根の高さが揃っているのです。フランス人なの?↓
上を向くと天井はこのように。木材の他に竹や葦、縄など、異なるテクスチャーの材料が使われていて、見ていて楽しいのです。そして色は統一感。
カメラ発見。照明が点いたらどんなふうになるのかを想像する。
カーテンレールがついています。
これも天井。
帰りの景色。
階段を降りて鳥居の向こうを見上げたところ。階段には上まで手すりが付いていました。
行ってみてよかった。円覚寺にはしょっちゅう行っているのに、弁天茶屋はノーチェックでした。カラフルなのぼりもBGMもない、静かで自然なところ。少しの時間、そよそよ吹かれて満たされました。
メニューは:
白玉小豆、ソフトクリーム
ところてん、味噌田楽、弁天ベジカレー、そぼろ弁当
サイダー、ジュース、コーヒー、アイスコーヒー
お抹茶、昆布茶、甘酒など。
本日のスペシャル
1日1新:洪鐘弁天茶屋
1日1冊:ヨス「効率化オタクが実践する光速パソコン仕事術」、Sarah Dreher「Stoner McTavish」、Joanna Penn「How To Market A Book」、佐藤実・宮本由紀「英語でアート!」、いたみありさ「学校では教えてくれないアーティストのなり方」
人のために本を読むのも自分のためになるなあと思った日。