おおらかでゆったりとした姿が美しい鶴岡八幡宮。お参りするたびに、世界中から多くの人々が訪れたくなるのはもっともだわ、と思います。
春夏秋冬、曜日に関係なく混雑していますが、広い境内のなかにはひっそりとした場所もありますよ。
そこでは木々の緑にうっとりひたり、冷たみのある空気を感じ、神様にご挨拶し(話がくどいと思われているかもしれないわたし)、帰り道にはたいてい花の香りに気づくのです。
ほんの数メートル離れたところで参拝者の方々が楽しくしている様子は、わたしにも聞こえます。でもこちらは違う世界。
皆に混ざってお守りやおみくじをいただいて、遠くから訪れた(知らない)人の写真撮影をお手伝いしたりして、こちらに戻ってくればほっとひといき。行ったり来たりできるのが素敵です。
この記事では、そんな場所を地図を見ながらご紹介いたします。
JR鎌倉駅 ⇔ 八幡宮
まずは駅からの(比較的)静かな徒歩ルートを。緑色のマーカーをつけてあります。
駅から若宮大路に出たら、横断歩道を渡り、八幡宮に向かって通りの右側を歩くのがおすすめ。ちょっといい感じのコーヒー屋さんも数軒あり、たいてい席が見つかります。
もう一本奥に入った、若宮大路と平行に走っている裏道もよい風情ですが、狭いのでクルマにはご注意ください。
ひと混みがダメな方は、とにかく小町通りを避けるのがつかれないコツです。
スクリーンショットのSource:グーグルマップ若宮大路
鎌倉八幡宮の境内
静かなところに黄色いマーカーをつけてあります。
わたしはたいてい祖霊社でゆっくりしてから本宮へ上がり、反対側の白旗神社へ降りて、源平池を見ながら若宮大路に戻ります。
ぼたん苑の花は2月半ば過ぎまで見頃です。(冬のぼたんは大事に咲いた感じがすばらしく、桜の頃の春のぼたんもいと美し!)
スクリーンショットのSource:鶴岡八幡宮のウェブサイト「施設案内」
誰にもどいてもらっていない写真
本日のスペシャル
1日1新:Lao National Television(ラオス国営テレビ)、Lesotho National Broadcasting Services(レソト国営テレビ)
何気ない映像をみていて、いつもの風景と違うのは、そこに写っている人々が若いこと。
日本は65歳以上が28%弱(2017年)。ラオスでは55歳以上が占める率が全人口の9%弱(2017年)。レソトでは65歳以上が4.48%(2016年)。自分がとても希少な人になった気がします。
1日1冊:Yuval Noah Harari「Sapiens: A Brief History of Humankind」(日本語版→「サピエンス全史(上下二巻)文明の構造と人類の幸福」)、Bari Tessler「The Art of Money」少しずつ
今月は読書会の課題図書が分厚いのx2冊でびびっていました。が、(紙の本の合計)920ページを20日で割り算したら1日50ページ以下。気持ちがラクになりました。しかも著者ユヴァル・ハラリのTEDトークと講演をYoutubeで見たら…これはおもしろい。
日本語字幕付きTEDトークのビデオ「人類の台頭はいかにして起こったか?」
人類はこの先どうなるのかについて語るビデオ Homo Deus: A Brief History of Tomorrow
↑「サピエンス」は過去の歴史でしたが、最新作「ホモ・デウス」では未来の歴史が描かれています。(6:05~登場)人類の未来はどうなるのか?アルゴリズムに征服されるのか。
Kindleで本を読むのでも、Amazonはわたしがどの本のどのページを飛ばして、どのページに長く滞在し、どこの部分に何度も戻ったか、そういうデータをぜんぶ記録して使っているのですよね。
そのうち生体認証版ができたら、どのページでドキドキして、どこで退屈して、どこで心が動いたのか、血圧とか体温とかでわかっちゃうのですよね。どひゃー。という内容の50分くらいのハラリ教授の話です。
ところでわたしは積ん読に賛成派です。ある本を8年間読まないで取っておいて(そのあいだ引っ越し2回)、次の本が出たのでいっしょに読んだら完璧にちょうどよかったんですよ。捨てなくてよかった。(^・^)