連休中、我が家に泊まりに来ていたゲストが翌朝トイレを使用後、もろもろの事情によりトイレが詰まってしまいました。気まずい。
なぜか人は、よその家に泊まったり遊びに行ったりするときに、トイレが詰まってしまう運命にあるような気がします。
ゲストはしょんぼり去っていきましたが、こういう経験って、みんな持ってると思うのです。わたしもあります。気にしない気にしない。
(気づいたらすぐ話してもらうと、大きなサプライズになる前に対処できるのでありがたいですよね)
インターネットでみた「重曹+お酢+ぬるま湯」を試したり、ホームセンターで詰まり解消用の真空吸引デバイスを買ってきて試しましたが、うまくいきません。
いつも家のメンテナンスや修理をしてくださる工務店の方をとおして、水道工事の担当者の方から連絡をもらうことができました。
電話であれこれ状況を聞いてくださって、もらった指示を実行してみたけどダメだったので、有料でみてもらうことに。出張費用込みで7,000円(+消費税700円)です。
トイレには毎日お世話になっているというのに、引っ越してから8年半、いちどもトイレの設備の点検をお願いしてない!だめじゃんわたし。むしろ詰まってよかったかも・・としみじみ。
プロが作業するのを横で見学しながらお話を聞き、自分なりに作ったマニュアル(←レシピ形式)をもとに、記事にしております。ご参考までにどうぞ。
*我が家のトイレは洋式です。
流れ(やり方)
このやり方でほとんどの詰まりが解消するそうです。
- 詰まりで水が流れないことが発覚したら、水のレバーはさわらない!
- 水のレバーをマスキングテープなどで動かないように固定する。(うっかり使ってあふれると困るから)
- トイレの底(穴の部分)と最高部(ふちの部分)の、ちょうど真ん中くらいの高さまで、バケツで少しずつ水を入れる。
- ラバーカップを底の穴の部分をめがけて、ぐぐぐっと押し込む。ゴム製なので大丈夫。ひるまずぐるりと押し込む。
- ラバーカップを上下させる。力は入れず、やさしく複数回ポコンポコンと。
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詰まりが解消されたようなら、タンクのふたを取り、ゴムフロートのチェーンを少し上に持ち上げて、排水弁から水を送ってみる*。(レバーは使わない!)
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流れたら詰まりは解消しています。(流れないようなら、再度4.と5.をやってみる)
*タンクの中は、素人がむやみにさわったり掃除をしたりしないほうが、よいそうです。(←中を見たら掃除をしたくなったわたしの質問にお答えいただきました)
道具
1.ラバーカップ
「ラバーカップ」と呼ばれる、吸引してつまりを解消する道具です。プロが勧めてらしたのは、昔ながらの、柄の先にゴムのカップがついているタイプ。Amazonで438円~1,194円。わたしは知らずに最新型の真空式を使い、うまくいかなかったのです。家にひとつあると安心ですよね。
2.バケツや風呂おけ
水をくむために使います。
3.マスキングテープ(や養生テープ、セロテープなど)
トイレが詰まったままレバーで水を流してしまうと、あふれるかも。人間って、つい無意識にいつもの動作をしてしまうので、詰まったことが発覚したら、即マスキングテープなどでレバーを固定してしまいましょう。
作業が終わった帰りがけ、「トイレは使えないとほんとうにふべんですからね」と水道工事担当者の方。
おっしゃるとおりです。ありがとうございます。なおってよかった~~。(やり方もわかったし、これからは安心だ)
本日のスペシャル
1日1新:プロにトイレの詰まりの解消方法を教わる
1日1冊:Bill Burnett, Dave Evans「Designing Your Life」、Ramani Durvasula「Don’t You Know Who I Am?」、松本利明「『いつでも転職できる』を武器にする」
[Source:画像は電話の絵文字のスクリーンショットです]