ミーティングのグランドルールを作りたいので策定のキモを提案して欲しい、よい例も見たい、と依頼されました。グランドルールは、会議などの参加者が、それに沿って行動するためのルール=約束事です。
場作りというテーマは個人的に旬な話題!いそいそと脱線ネットサーフィンをしていたら、おもしろいものを見つけました。
語る中高年をどうすればいいのか
「JMAリサーチ道場」というブログの記事から引用します。(引用元→http://bit.ly/2szDpAJ)
日本ファシリテーション協会の堀公俊という方が作った「中高年に向けたグランドルール」によると:
1.語らない
年齢とともに、話が長くなります
・知識や経験(前置き)ではなく、考えを簡潔に述べてください。
・同じ話を何度も繰り返していると、他の人が話ができません。
・あなたの語りに辟易している周囲の空気を読んでください。
堀氏はこのような人を「語リスト」と呼んでいます。かたりすと…カタリスト・・・ナイスだじゃれ。
さみしいひとは誰でも語リスト候補
記事内の「中高年」という言い方はおそらく婉曲表現で、おもに定年退職の少し前から、定年退職後の世代、60代以上の男性のことを指しているのではないでしょうか。周囲の人たちとわたしの経験からそんな気がします。
オレ語りがかっこいいとされていた時代に育ったのかもしれないし、
会社で「偉い人」だったので誰も指摘してくれなかったからかもしれないし、
ひとの話を聞く楽しさを学ぶ機会がなかったのかもしれないし、
無料で話を聞いてもらう場所を失い、あらゆるチャンスを逃すまいと語りまくっているのかもしれない。
さみしいのかもしれません。
ひとは皆、生きてるだけでさみしいのです。
語る中高年はどうすればいいのか
わたしが語リストの方に遭遇したときに最も動揺することは、話が長いことや自分のことしか話さないことではありません。
語リストの方は、自分以外の語リストを見ると、その人が語リストだとわかるのです。
「ほんと年寄りは話が長いよね、このあいだも辟易することがありましたよ、オレは大丈夫だけどね」
ぎょぎょ。自分のことはわからないのです。
ということは!こうしているわたしも語リストな可能性が!!
気をつけようわたし。生きているかぎりわたしもさみしいのだし。
語リスト対策3つ
わたしにとって、語リスト対策になっているな、と感じる習慣はこの3つです。
1 モーニングページを書く
朝っぱらから小一時間、たっぷり話を聞いてもらえたら、お腹いっぱい。
モーニングページに関する記事はこちらへ→https://ayuko-hb.com/lightning-bolt/
2 ブログを書く
好きなことを好きなだけ、好きなように書いたものを多くの方に読んでもらえる。
見たい方だけに見ていただけるのがうれしく、ありがたいのです。
3 自分で活動や商売をやる
規模の大小にかかわらず、アイディアを形にすることを考えたりやったりしていると、わたしの場合は語る体力があまり残りません。
あなたは語リストにならないために、どのようなことをしていらっしゃいますか?
本日のスペシャル
1日1冊:Scrivenerの本、bklyn boihood「OUTSIDE THE XY」、Julia Cameron「The Artist’s Way」、Janet Evanovich「Notorious Nineteen」少しずつ。
1日1新:JMAリサーチ道場ブログ http://blog.jma-net.jp/article/421300569.html、ほんものの漫画家の方が鉛筆でコマ割りをしながら描くところを生まれて初めて見る
速い速い速い!魔法です。
子どもの頃に幼馴染が「すべての職業のなかで漫画家がいちばんえらい」と言うのを聞いて、そのとおりだと思っていましたが!やっぱり漫画家がいちばんすごい。
本多勝一や山田詠美だって漫画家になりたかったけど仕方なくあきらめて本多勝一と山田詠美になったんだもの。
↓話がどこに着地するのかわからなかったり
↓話しているうちに日が暮れてしまったり