玄米を羽釜で炊いて、食べてみましたが・・慢性膵炎もちのわたしのお腹には、しんどい。がんばってカミカミしても、なかなかしんどい。
とくに玄米に対してこだわりはないので却下しました。ところが少し前のこと。
20年ぶりくらい?に炊飯器を導入したところ、お米の種類を選べる機能がついていたのです。
「白米」や「無洗米」のほかに、「玄米」や「ロウカット玄米」のコースを選べるのね。ふむふむ。
ロウカット玄米というのは、玄米の外側の「ロウ層」(←防水のために自然についている蝋!)を除去したもの。どうやら栄養は玄米と同じで、消化しやすいとのこと。
おもしろそうなので、名称は違うけれども内容は同じ「グレインカット玄米」を買ってみました。成城石井で1,100円/2kg。
袋の説明書きによると、水に浸す必要なし、炊飯器の通常モードでOK、玄米モード不要、とあります。が、やってみたらわたしのお腹にはしんどかった。
何度かトライして、ひとばん~ふたばん水につけ、玄米モードでがっつり炊飯してもらうやり方にしたら、おなか大丈夫でした。
袋のレシピの炊きあがりがパラパラ&プチプチ食感だとすると、この記事のレシピで炊いたグレインカット玄米は、むちゅぷち。
わたしの場合は、1食につき、炊けたごはん90gを、よくかんでおいしく食べています。
野菜と合わせたり・・
漬け丼にしてみたり・・
野菜丼にしてみたり・・(ごはんが上ですが)いろいろ楽しんでいます。
慢性膵炎もちの方・お腹の弱い方へ:人間のからだって、ひとそれぞれです。病気の進行具合のタイミングもあります。
わたしのお腹には大丈夫だからって、あなたのお腹に大丈夫かというと、それはわからない。
少しずつ試してみて、合わないようなら食べるのはやめて、白米でもなんでもいいので別の食べものを楽しんでください。
たとえお腹にやさしく炊いたロウカット/グレインカット玄米であっても、時間や体力に余裕のないときは、やめましょう。もぐもぐかみかみってちゃんとやると時間かかるし顎の筋トレ!
人生さっさと食べないといけないときもありますが、そういうときは玄米なんかじゃなくてもっと消化のよいものにしときましょう。
(わたしは冷凍庫に2~3種類のご飯があるようにしています。プレーンな玄米や白米のほかに、黄色いターメリックライスとか、おこわとか。ちょっと豊かな気持ちになれておすすめ)
流れ
米に水を加えて一晩~二晩ひたす
↓
玄米コースで炊く
↓
炊飯終了したら大きく混ぜて、ふたをして5分蒸らす
↓
食べる(または小分けに冷凍)
道具
炊飯器、しゃもじ
材料(3合)
グレインカット玄米 450g
水 炊飯器の「玄米」の3合の線まで
作り方
- グレインカット玄米を炊飯器の内鍋に入れ、玄米の線まで水を注ぐ。
- 冷蔵庫に一晩~二晩おいておく。
- 玄米コースで炊飯。
- 炊飯が終了したらすぐに電源をオフにし、しゃもじで底から大きくざっと混ぜ、ふたをする。5分蒸したらできあがり。
保存方法・温め方
すぐ食べる、小分けに冷凍、冷蔵庫で保存、どれでも大丈夫。おいしく保存できます。
我が家は90gの小分けにして冷凍し、電子レンジで温めて食べています。チンする前にふたをとり、小さじ1くらいの水を真ん中にふりかけ、またふたをして自動加熱でOK。ちょっとだけ水をふることで、カピカピにならず、しっとりやわらかく仕上がりますよ。
本日のスペシャル
ひとつめの記事にあります。