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アニメ声、舌っ足らずとからかわれて育ったわたし。自分の声にも話し方にも慣れてはいましたが、おとなになってもしばらくは、人前で話したり録音された自分の声を聞くと、いたたまれない気持ちになることもありました。
んだけど。
人生というものはなかなか味わい深いもので、だんだんどうでもよくなることが多いです。(以前よりもずっと大切に感じることも多いです)
今のわたしには、もはやアニメ声でちょうどいい気が、いやむしろアニメ声がよろしい気がする今日この頃。
夏のはじめ、自分で書いたものを自分の声で読み上げたものを入れることにしました。
この記事では、わたしが iPhone に話しかけるところから、リンクをクリックすれば再生するまでの、シンプルな工程:
・家にあるもので(買いものしなくてOK)
・録音は電話に話しかけるだけ
・編集しない(そういうことするとつかれる)
および、このような原始的な条件においても、なるべく音質を聴きやすくする工夫をご紹介します。
流れ
iPhone設定
↓
アプリの準備
↓
録音の準備
↓
録音
↓
録音したものをアプリに送る
↓
アプリがURLを作ってくれる。ここまでiPhoneでシームレス。
あとはパソコンでURLを貼り付けるだけ。貼ったところを押すと音声が再生されます。
アプリ
・ボイスメモ(もとからiPhoneに入っている)
・SoundCloud(あるいは他の同じような無料アプリ)
ボイスメモはそのまま、SoundCloud は登録しておく。(録音してから登録しても順番はどっちでもOK)
録音に使う道具
・iPhone
・20cmの定規
・常温の水
録音するときのコツ
最初はひどかった音質が、ChatGPTさんに教えてもらってこれをやっただけで、とても改善されました。
iPhone で「声を分離」の設定をしておく。
設定 → アクセシビリティ → オーディオとビジュアル → 声を分離を追加(オンにする)
すると雑音と声が分離される。リップノイズにも効果があります。
常温の水を飲んでおく。
常温の水を飲み、りんごをひとかけら噛み噛みしておく(家にりんごがあれば)。
唇とアゴのウォーミングアップをしておく。
「ワウワウワウ」とゆっくり数回。くちびるをプルルルっとふるわせておく。
iPhoneのマイクの位置は、口の斜め前方 20cm。
iPhoneのマイクの位置は、電話の下のはじっこにあります。
マイクは口の前ではなく、斜め前方に置く。
マイクは口から20cm離す。定規で距離を確認する。そして斜め前方。
マイクに向かって話す(息を吹きかける)のではなく、息がマイクの横を通り過ぎていくように話す。
ボイスメモで『録音補正』をオンにする。
ボイスメモで録音した後に、編集画面で『録音補正』をオンにする。
おすすめです。20cmです。
本日のスペシャル
一日一新:ニュースレターに音声をつけてみた
一日一冊:Becky Kennedy「Good Inside: A Guide to Becoming the Parent You Want to Be」続き。共感すること多しこの本。