わたしの幼馴染は大の旅行好き。高校生のときに深夜ラジオのクイズ番組で勝ち、賞品として得たアメリカ旅行が初めての海外でした。
キリマンジャロだのイベリア半島最高峰なんとか山脈だのペルー最高峰かんとか山とか、最近はエクストリームな旅が多いようです。
(わたしは自分が出不精で体力ひかえめなのに、どうしてか周りにはこういう人が多いです。たのしい)
ずいぶん前のこと、わたしにしては珍しく、きちんとした服とギアを持って海外に行く用事ができました。
大きなスーツケースが必要だわ・・と話していたら、気前のいい幼馴染が、自分のを使っていいよ、と貸してくれることに。
ありがたくお借りしましたが、なるべく
- 失くしたくない
- 傷つけたくない、汚したくない
- 大切に扱って欲しい
ということで対策を考えました。
空港や公共の場所で目立つように、保護できるようにカスタマイズするには?
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写真は、この記事のために先ほどさささっとはりつけた作品?です。
幼馴染のスーツケースは冷たいシルバーだったので、パステル2色でデジタルっぽい大きなハートを片面いっぱいに、もう片面はすっきりストライプにしました。EvernoteとiPhone前史時代で写真はありません。
マスキングテープでデコれば
飛行機から荷物が出てきたとき、ターンテーブルですぐにわかります。目立つものやヘンなものは持っていかれません。
目立つしラブリーなので(これを持って歩くのなんか…気が引けるかも…)と思ってもらえるのがいいですよね。
マスキングテープを張っただけです。はりつけるのはすごーく簡単で、旅から帰ってきたら汚れとともに、きれいにはがれます。
なんなら旅の途中で別のデザインに張り替えることも可能です。
とにかく!おかげでいつも無事です。
写真のスーツケースは、急に長期で出かける用事ができたときに、近所のショッピングモールで購入しました。
製造元はSUNCO、本体の重量は3.7kg。値段は失念。軽くて動きもスムーズで、おかしなことがなにも起こらないのがありがたいです。
たまにしか使わないけれど、あると安心だし、必要なものはぜんぶ入るお気に入り。
ふだんは物入れにしています。(季節はずれの洋服とリネン類を入れて、ときどき開けて換気しています)
↓ふだんの姿↑
コツ3つ
- 自由に・気軽に・てきとうに。時間をかけすぎない。
- 自分の色で、シンプルに。
- 遠くからどう見えるかを考える。
少しゆがんだり斜めになっていても、離れたところから見たらぜんぜんわかりません。
気に入らなかったらはがせばいいし、そもそもそのへんの人々は他人のスーツケースのマスキングテープが曲がっていることなんてまったく気にしてないから大丈夫。(と自分に言ってます)
それと、テープは手でちぎるよりも、はさみで切るほうがすっきりしたデザインになります。そこはお好みで。
材料
スーツケース、マスキングテープ
道具
ぞうきんやふきん(などスーツケースを拭くもの)、はさみ
作り方
- マスキングテープを手に入れる。
- スーツケースをきれいに拭く。(水拭きしたときは完全に乾くまで待つ)
- スーツケースに、マスキングテープを好きなようにはりつけて、絵を描く。
これは、旅に出ますよ、ついに新しいどんぶりが手に入りますよ、旅先で低脂肪料理のワークショップをしますよ、という女神様のお告げでしょうか。楽しみ!
本日のスペシャル
1日1新:スーツケースのカスタマイズ新デザイン、出不精をやめた
1日1冊:Ann Bogel「Reading People」