大好きなメンター(←PhD 心理学者)に「その情報どこから来たの?」と訊かれ、「リンクをお送りします!」と約束し、ゆうべお送りした情報を記事にしています。

ご興味おありの方に共有できたらうれしい。

今回は、ぜんぶ英語です。日本語の情報は、AI翻訳っぽいコンテンツがほんの数件、って感じだったから。

そのうち爆発的に日本語コンテンツが量産されるようになるかもしれませんね。(日本語で読みたい方はラッキーです。[英語→日本語]の方向だと、その逆[日本語→英語]よりもずっと翻訳の精度が高いのです)

ところで。わたしは数年にいちど、仕事で使う分野・個人的に重要な分野のテーマに関する知識と認識を、集中的にアップデートするようにしています。

ブログやニュースレターを長く読んでくださっている方はご存じと思いますが、わたしは「こつこつ少しずつ」なタイプです。なのですが。

アップデート時には、ふだんちょろちょろ読んでいるテーマについて、そのタイミングで出回っている情報を(ぜんぶじゃないですとうぜん無理ですそんなの人類)ブルドーザーのように読んだり視聴する。

今回も Demand Avoidance について何年かぶりにアップデートしたのです。前回はパンデミック中の2022年?だった気が。その頃は PDA っていう言葉は使っていなかった。ただのdemand avoidance だった。さらにその前は rebel という呼び方で表してたり、いろいろしていましたね。人に歴史ありですね。(意味ちがうと思うけどな)

さっさと情報いきます。

 

スタンダードな情報源

1. PDA Society UK イギリスの支援組織
2. PDA North America 北米の支援組織
3. Dr. Mona Delahooke 児童心理学者

 

わたしの心と個人体験に響いたPDA情報源

1. Divergent Connections
PDA両親のもとで育ったセラピストが書いている、すごいニュースレター。自身は非PDAなスペクトラム人であり、PDAの子どもの養育者(←親)でもある。

無料で購読できます。記事一覧のページからバックナンバーを読むことができます。

 

2. Neurodivergent insights
AuDHD*なPhD心理学者が書いているブログ。じゃっかんドライ気味なのですが情報の質も量もすごい気がする。

(*注:AuDHDは Autistic で ADHD という意味の言葉)

 

3. The PDA Paradox: The Parenting Guide to Pathological Demand Avoidance, Low-Demand Parenting, and Reducing Meltdowns in Neurodivergent Children
PDA傾向のある子どもの養育者に向けて書かれた本。Emma P. Daily著。2025年。

これすごくよかった。非PDAな子どもの養育者(←たいてい親)にも役立つことがたくさん書いてあるし、養育業には関わっていないわたしも生き方の本として読んでよかったです。

 

4. PDAers often struggle with being perceived
オーストラリアのPDAなひとで、ノンスピーキングなスペクトラムな子どもを含むPDAな子ども達の親でもある人が書いた記事。

ずばりおっしゃるとおり。このひとのYoutubeやポッドキャストも(ずばりおっしゃるとおり、とわたしが思う)ことを言ってくれています。

 

PDAerなひとの体験報告集

1. PDA by PDAers: From Anxiety to Avoidance and Masking to Meltdowns
Sally Cat編著。2018年。無料で45ページくらい読めます。AbstractとReferenceも見られます。

無料版のみ読みました。興味深い。人の話を聞くのが好きなわたしにはよかったです。

 

論文

子ども(思春期の人たち含む)のPDAについては検索結果がたくさん出てきます。が、成人のは少ない。

下のリンクは異なる見解について見られます。
1. Response: Anxiety and behaviour in and beyond ASD; does the idea of ‘PDA’ really help? – a response to Green

2. Pathological Demand Avoidance: symptoms but not a syndrome

3. Intolerance of uncertainty and anxiety as explanatory frameworks for extreme demand avoidance in children and adolescents

PDAはエビデンスが不足しているし、PDA以外の要因でいろいろ説明がつく、症候群ではなくただの症状である、とも。コメントしてるのはイギリスの大学の先生、学生など。2020年。

 

異なる視点の記事

1. Australian Psychological Society の記事「How pathological demand avoidance (PDA) blew up online
インターネットで流行っているPDAが怪しいけど、どうなのか?という内容。けっこうおもしろいです。

記事を書いた人はニュースサイトのライターで、PDAとODDを混同しているようですが、わたしは(外からみたらきっとそう見えるだろうな)とは思います。

オーストラリアのド田舎(←海から車で5時間くらい内陸)で公立中学の教諭をしている友人によると、今学期はクラスのPDAer*の生徒ひとりに(本人と養育者と心理学者と相談して)配慮対応しているそうです。効果あるらしい。

(*注:PDAerは、PDA+er = PDAなひと、という意味)

 

その他(最大手情報源)

1. Casey Ehrlich
世界で最もよく知られたPDA研究者。PDAerな子どもの親。養育者向け InstagramYoutube をやっている。わたしは長く聴いてると Instagram なしゃべり方に(うっ)っとなるのですが、内容はとてもまとも。

 

2025-03-25 08.43.55

 

まだ情報出てくると思うのでその時々に少しずつ追加更新していきます。

この記事を大好きなメンターNさんに捧げます。

 

本日のスペシャル

最近の一日一新:自家製ナンをリベイク。。したら、さらにおいしい別の食べものになった
一日一冊:Austin Kleon「Show Your Work」 日本語版は「クリエイティブを共有!Show Your Work 君が作り上げるものを世界に知ってもらうために」久しぶりにまた読む。たのしい。わたしは好きですこの本。

コーチングのウェブサイトが新しくなりました。新しいコンセプト・新しい内容・新しい色。しっくり来ています。

ニュースレターを購読する方は、こちらからどうぞ↓