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↑花の季節、北鎌倉の円覚寺はひとも少なく静かです。
JR北鎌倉駅がおすすめ
「鎌倉行きたいな~でも混んでそうだなぁ」とお思いでしょうか。おっしゃるとおりです。
鎌倉駅から八幡宮へむかう小町通りや若宮大路は観光をたのしむ人々でいっぱい。とくにJR鎌倉駅の混雑は激しいです。
めいっぱい観光気分を味わいたいときはよいけれど、心静かに散策したい方にはきびしいかもしれません。(わたしは買い出しのあと鎌倉駅を通過するだけでヘトヘトになります)
鎌倉の花と緑、シンとした寺社の空気、水の流れる音としっとり苔むした石垣、どの路地からも見える山。
「いいかも・・」とお思いになったあなたには、鎌倉のお隣のJR北鎌倉駅で降りるのがおすすめです。東京方面から電車でいらした方にとっては鎌倉のひとつ手前。関東の駅百選にもえらばれた、昔風の停車場みたいな小さな駅はローカルな雰囲気です。
おすすめのお寺は、北鎌倉駅前の円覚寺、少し歩いて横道に入った明月院、さらに山を登った建長寺。どこも素敵なのですが、ひとつかふたつでちょうど良いかもしれません。それぞれ境内に奥行きがあり、広いのです。(建長寺の境内にはハイキングコースが通っているくらいで、プチ山登りができる)
円覚寺
この記事ではJR北鎌倉駅前の円覚寺(えんがくじ)をご紹介します。1282年に北条時宗が建立した禅寺。
自然が美しいだけでなく、さまざまな活動に参加することができます。
毎朝6時から7時まで誰でも参加できる座禅会があります。
土曜日には午後も。ウィキペディアによると、土曜座禅会には夏目漱石や島崎藤村も参加していたそうです。いまは小説をほとんど読まないわたしですが中学生のときは近代文学研究部。がぜん行きたくなりました。
お抹茶をいただくことができます。干菓子は鳩の形。
写経も・・
方丈という建物でおこなわれるコンサートでは、基本的には座布団の上に座るそうですが、椅子の席も用意があるそうです。
仏像彫刻の入門教室も。道具を貸していただけるのもうれしいですね。
お抹茶をいただきながら仕事もできます。
うっそう。
この日は朝ふっていた雨が上がり、花も緑もしっとりきらきら輝いていました。
ミツマタは満開。
かすかな冬のなごりと初夏のきざしの新緑が混在してふしぎなうつくしさ。
緑のグラデーションが重なりあっています。(誰にもどいてもらっていません、ほんとうにこのくらい人がいないのです)
建物のなかを見てらっしゃる方も。
抹茶の生チョコどっさり。
小さな門の陰に庭が隠れていました。
ぶわっと春です。
本日のスペシャル
1日1新: ラベイユ長野アカシアはちみつ、金沢の和ろうそくと燭台
人ごみが苦手なわたしもやるときはやります。お正月は3年つづけて中華街。百貨店そごうの地下食品売り場も好きで、人に揉まれながらあれこれ新しい食材を探すのがたのしみです。なんといっても覇気がありますよね。浅草サンバカーニバルも行きたい!