Yes & No。
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「心理カウンセリングとコーチングの違いは何か」という問いに対し、コーチングの本やインターネットで見かける答えがこれ。
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『カウンセリングはクライアントの過去に焦点をあてる。コーチングはクライアントの未来に焦点をあてる。』
答えているのは、たいていコーチです。コーチングの教科書にもそう書いてあるし、YouTubeに行けばコーチングを教える先生もそう言っている。わかりやすく魅力的な答えです。
コーチングは達成したいゴールを定め、未来への行動につなげる。たしかにのとおりでは、ある。(わたしも行動ありきと思う)
ただ、ゴールを達成するのも夢を叶えるのも、クライアントが「どういう人か」ってことが軸で、すべての話はそこからはじまります。
事前に用意した定型の質問をクライアントに訊いて、それをもとに「解決策はこれ」と答えを渡すようなものではない。
わたしたち人間って、基本的にひとりひとりの生きてきた過去(=子ども時代)でできている。科学的なエビデンスにもとづく事実なので、望んだ望まない、いい悪い、の問題では、ないのです。
過去という言葉にはそんなにポジティブな響きはないけれど、過去のデータには、今のわたし達を知るための情報がつまっているんですよね。
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ところで『カウンセリングは過去 vs コーチングは未来』という答えには、現在という言葉が出てきません。(現在って地味だし、しばしばしんどいスポットだ)
でもわたしは、いまの瞬間に焦点をあてたいのです。
尊敬するメンター(←心理学博士)も、「人間はいちにち6万回以上も考えているのよ!」といつも話していますが、念のため「一日6万回以上考える」と Googleしたら、50,100,000件も検索結果が。
記事によって6万回とか4.5万回と数字が違うのは、『思考』のカタマリをどこで切るかによって違ってくるから。(大きく切れば数は少なく、小さく切れば多くなる)
過去のことを何度も思い返してつらくなり、未来のことを考えて不安になるのも、ムリはないです。
そういう自分を現在に引き戻し、いま自分がどう感じているのか・どうなっているのかに集中すると、過去と未来に向き合うチカラが出てくる。
コーチングは、安全な他者とともに、そこのところを確認することから始まるのだ、とわたしは思っています。
本日のスペシャル
いつもの山道を歩いていたら、琴の音が聞こえてきました。(朝っぱらからラジオでお琴?すてき)と思ったら・・つっかえ・・つっかえ。
ライブじゃん!!
朝からいいことあっちゃったな~♫
ちょっとだけがんばって歩くとたどり着く道。
初夏ごろ新たに設置されたベンチ。倒れているのを初めて見たときは生々しくて腰かける気にならなかったけど。最近はナチュラルに「ふーやれ」とか言って、座って水筒のお水のんでます。
秋です。
ヘリくるん。
少し前の1日1新:アームバンド?@セリア 腕細いサイズなので、体格のしょぼい方にとってもおすすめ。
洗い物なんかをするときに、袖が濡れないように、たくしあげた場所に固定するゴムの入ったデバイスを探していました。amazonでみたら、どうも大きい。通りがかりの100円ショップでお店の方に訊いたら一発で問題解決!(さすがプロだ。ありがたい~)
1日1冊:Nicola Griffith「Spear」もったいないのでちょっとずつ読む、Erin Meyer「The Culture Map」読書会の前に少し読み返す。