横浜といっても市街地ではなく、集合住宅だけが何キロも続く町を歩く機会がありました。
豪華なリゾートマンション風だったり簡素なミニマリスト団地だったり、その間のどこかだったり。予算もデザインもいろいろだけどみんなそろって四角いな。ボロボロな家がないな。
幹線道路からの轟音は聞こえてきます。でもわたしが歩いている道には、たまに乗用車が通るていど。
お店もない。商業施設がないから人の声もしないしゴミも落ちてない。すごく静かで。
静かなのが好きなわたしには合いそうなのに、なんか合わない。(都心部で人にぶつからないようにゴミを踏まないように歩いて育ちましたので・・)
道路に沿って作られた緑地は、緑地っていうくらいだから緑なんだけど、わたしには暗く不気味に思えました。
走ったらその辺のウグイスなんかに悪いような気がしたので数百メートルを早足で歩ききり、
明るい歩道に出たらほっとしてナイスため息ふーー。
犬のお散歩中ファミリーとトレーニング中のランナー以外、誰ともすれ違わなかった。アプリによると2キロ以上歩いているけどカフェひとつない。
ほんとに家しかない。
カフェひとつないって!どういうこと?(そりゃ住宅街だもの当たり前です)
とにかくそわそわ。散歩しながらこんなに落ち着かないことってめずらしい。慣れていないってことかな。
仮にわたしがこの町にしばらく住んでいたら、きっと鼻歌なんか歌いながらお散歩しているはずです。
いや、それもちがうような気がする。
合う場所合わない場所ってあって、この町が好きで住んでる人がわたしの住む町に来たらきっと「汚い。怖い。」と思うかも。
なんてことを考えながら広々とした公園にたどり着いたので、ここで休憩、と思いました。が、休憩したい場所はありません。
とにかくここを去ろう。駅だ駅。
(うろついているという意味と倒れそうという意味の両方で)ふらふらしていたら、
あ、椿。
ダッッシュ!!!
(倒れそうだったんじゃなかったわけ?)
この記事では、もう二度と行くことはないであろう町で出会った椿の写真をご紹介します。
(↑いまわたしの電話の待ち受け画面これです)
すてきな週末を。
本日のスペシャル
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最近の1日1新:初めての場所を探検 x2
1日1冊:塚原望「言語を用いた『感情表現』に関する研究の傾向」、ヴィクトール・フランクル「ロゴセラピーのエッセンス」つづき。
知らないうちに大きな建物ができたなあ・・なんとかドーム?と思ってよくみたら富士山でした。でかい。