パソコンやススマートフォンの使い方なんかを家族に訊くと、
「それくらい自分で調べろ」「少しくらい自分で調べれば」
と言われる。
調べろと言われても・・
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言われた方は、ほんとに困惑してらっしゃるのです。
(知らないと恥ずかしいことなのだな。訊きづらいな)と、黙ってしまう方もいるでしょう。
逆ギレしてまったく関係ない話などを持ち出し、「自分で調べれば?」と言った相手を責めたり怒ったりケンカを始める方もいるでしょう。
人は動揺するといろいろしてしまうのです。
このシリーズ記事では(いきなりシリーズ記事です)
- 「調べるとはどういうこと?」と訊けなかった方
- 逆ギレしてしまった方
- 逆ギレされた方
- 少しくらい自分で調べてほしいのに・・と思う方
のために、自分で調べる方法を、小さなステップごとにお伝えしていきます。
調べるといわれても、何をどうしたらいいのか思い浮かばないのは当然です。学校で習ってないからです。試験にも出ません。
日本の学校教育では最近まで、『調べる』つまり『自分の欲しい情報が何なのかを定め・探し・見つけ・精査する』ようなことを教えていないから。
(じっさい高度成長期の東京で教育を受けたわたしも、学校の授業でそんなことを教わった記憶はありません。調べ学習がカリキュラムに導入されたのは今世紀のことらしい。←資料のリンクなくしたので探し中)
ピンとこなくても、しかたないのです。
ピンとこない、っていうのは、かいもく見当がつかないっていうことです。
ピンときたら、なんとなく想像がつくってことです。
調べるとはどういうこと?シリーズでは、この『ピンとくる』『なんとなく想像がつく』という感覚を大切にしていきたいと思います。
ありがたいことに、『調べる』ためには並外れた筋力・知力・記憶力などは必要ありません。パソコンやスマートフォンをマスターしていなくても大丈夫です。
ちょっとした好奇心と時間があれば、手探りでなんとかなります。
誰かに「自分で調べろ」と言われたら、とりあえず
「調べ方を知らんので、あるブログで調べ方を勉強中なのだよ。更新おそくてゆっくりだけどな」
と返しておいてください。
誰かに「それくらい自分で調べてよ」と言いたくなったら、
このひとは調べ方を知らないのだな。これからなのだな。と思ってみてください。
(自分でやるのがめんどくさいからあなたに代理検索させようとしている人は、別ですよ)
道具の準備編に続く。
本日のスペシャル
この記事がおもしろかったです。たしかに。
1日1新:熟成キウイ(キウイの皮がシワシワのシワになるまで追熟させる実験。こわごわ食べたらすごくおいしくて、アルコール臭も無し)、PCの知らないセキュリティ設定いろいろ
1日1冊:守山至貴「あなたを閉じこめる『ずるい言葉』」、Bell Hooks「Talking Back」、八幡洋「ナルシスティックな人格」、古川ロッパ「古川ロッパ昭和日記 戦後編」各少々。