プラスチックの家に住んでいます。
隈研吾のデザインみたいな神々しい木の香りがしそうな建物でもなく、
七里ガ浜のビーチを眺めるビンテージマンションのリノベ物件でもなく、
コンクリと金属と合成樹脂でできた、構造は頑丈、造作はチープ、安全性と密閉性に優れた集合住宅の1室です。
わたしはいま住んでいるこの家が大好きで、 いつかここを去る日が来ると思うと胸が苦しくなるくらいです。(←健康)
二子玉川の蔦屋家電
用があって二子玉川に行く機会がありました。
最寄りのスターバックスコーヒーを調べて行ってみたら、蔦屋家電という商業施設の中にあるのです。すばらしいことになっているのですね!初めて知りました。さっそく:
1Fのスターバックスで飲み物を買い
↓
飲み物を持ってエスカレーターを上り、2階のラウンジで休憩し
↓
TSUTAYAで本を眺め、arflexでお店の方とお話し、SOLSOで植物とお話し
↓
買い物せずにさっさと帰宅(次は買い物したいです)
天井に惹かれる
植物の葉や枝を下から照らすことにより、天井に影を描く仕掛け。幽玄的でドラマチックなのですが、芝居じみたところがなくて好きです。本と緑を置く場所だから?
きっとそうです。本と緑がたくさんあったら、ハリボテ感は出そうと思ったってなかなか出せませんよね。
ひらけたフロアをラグで区切ってあります。ラグの周囲は通路なのだな、と自然にわかりました。
区切られたスペースにおさまるように、座る場所、飲み物や本を置く場所、飾る場所、植木鉢などの要素が配置されている。
天井に目のやり場?フォーカルポイントというか視線の動線?があると、空間が広がりますよね。(小さい我が家では特にそう感じる)
天井をよく見ると、うっすら模様が入ってます。
葉っぱの形はどれもそれぞれ美しいです。
柱の角の直線も天井に映って幾何学模様。通風孔の形になじんでる。
本棚の上の風景。
このへんほんとに見惚れる。
LED照明はこんなふうに設置されています。プランターと炭の、色と素材が素敵だなあ、プラスチックの器具やコードと合うなあ、と思う。
見上げればこんなふう。
これも真似したい。(←いったいどうやって??)
スレートグレーの床に、細かいパーツまで黒のケーブル類。アースの部分だけ緑。
わたし電源コードってそんなに嫌いじゃないです。おかしなケーブルボックスに無理やり詰め込むより、こうして見せるほうが断然おしゃれもじゃもじゃじゃ。
お店の方によると、休日は混雑するそうですが、都心に比べたらそこまで激しくはないのでは、とわたしは感じました。
駅から直結なので雨の日にも楽しいですね。連休中、気が向いたらぜひ。
本日のスペシャル
1日1新:スターバックスコーヒーのムースフォームラテ
1日1冊:Cal Newport「Deep Work」、プラムディヤ・アナンタ・トゥール「日本軍に棄てられた少女たち」読了
数年前の我が家の北の部屋↓
その頃はこの照明をつけていました。小さく見えますが、直径50cmくらいある、大きなものです。
クリア白熱灯をつけると美しいパターンが天井と壁に広がって、昼も夜も見飽きることがありませんでした。写真よりもずっときれいなのですよ!
老朽化したので処分し、今はありません。
南の部屋↑
今日の天井は、こんなふう。何もない状態です。ふと考えが浮かんだり、気に入ったものがみつかれば、何かすると思います。
キッチン↓
我が家は「寝室」「書斎」「リビング」などの代わりに「南の部屋」「北の部屋」と呼んでいて、来客にも浸透しています。キッチン・お風呂・トイレ・廊下・玄関・バルコニー以外に部屋は2つしかないし、模様替えをすると機能が変わるから…。