ふと図書館で小倉千加子のエッセイでも借りたくなりました。
このブログを読んで、ん、いいかも、気が合うかも、とお思いになった方にはおもしろいかもしれません。
エッセイ集と対談で、ささーっと読めます。
3冊とも15年くらい前に書かれた内容です。読み逃した方もこの機会にぜひ。
「宙飛ぶ教室」小倉千加子
小倉千加子はすごい宝塚オタクなんだ・・ということがわかったエッセイ集。
宝塚ファンでない&ヅカリテラシーの低いわたしのような人でも、十分に楽しめます。
小倉千加子が宝塚を解説してくれると思ったらすごく贅沢だ。
その他のテーマは孤独と絶望だった気がします。
「幸福論」小倉千加子・中村うさぎ
小倉千加子と中村うさぎの対談をまとめたもの。
中身は忘れたけれど(すいません)おもしろかったことだけは覚えています。
これって、友達と会って、何をしゃべったかは忘れたけど、楽しかったことだけは覚えているのと同じかな。
本を読むって、そういうものではないかなとわたしは思うのです。
「負け犬の遠吠え」酒井順子
この本が出た少しあとに、小倉千加子のトークを聴く機会がありました。
ずっと静かにボソボソと話していた小倉さんの〆のひとことがきっぱりと
勝ち犬負け犬じゃない。重要なのは飼い犬なのか野良犬なのか。
Yesssss!
本日のスペシャル
今日の通信環境は少々不安定でしたが、更新できてよかったです。
1日1新:蒸しどら焼き「繭衣」
1日1冊:大平信孝「先延ばしは1冊のノートでなくなる」、Min Jin Lee「Pachinko」、荻上チキ「いじめを生む教室」
瑞泉寺にて↓