ホットクックだと、スーパーでよさそうなのを選んで買った1袋156円のふつうの新じゃがいもと1個100円のふつうのパプリカでも、すごくおいしくできます。
わたしの住む三浦半島には、地元のとれたてエリート野菜を買える市場があります。大好きだけど少々不便な場所にありますし、お昼ごろにはたいてい売り切れ。
野菜がおいしいだけで料理がおいしくなるので、以前は「市場に行かなきゃ」と少々ガツガツした気持ちになることがありました。
- せっかく行くならたくさん買わないと!(重くてつかれる)
- 早いうちに行かないとなくなっちゃう!(スケジュールおしてつかれる)
- おいしいから市場の野菜でないとイヤ!(欠乏思考+こだわり=つかれる)
ふーやれ。
ホットクックさんが来てから「スーパーのお世話になりましょ。ホットクックさんならすごくおいしいし」と気楽になりました。(市場に行けたらその時は楽しめばいいんだし)
それくらい、加熱した野菜がおいしいです。どういう科学なんだろう・・
この記事では、「パプリカとじゃがいものハッシュ」のレシピと、白いホットクックの「煮詰める」機能をご紹介します。(煮詰める機能は赤いホットクックにも搭載されています。ただし小さいほう)
流れ
野菜を切って、内鍋に入れる
↓
野菜と計量し、塩の分量を計算する
↓
塩を計量し、野菜にまぜる
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無水ゆで
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オイルと黒こしょうを投入して混ぜる
↓
*(好みで煮詰める and/or さらに加熱する)
「煮詰め」機能とホットクックの自由度について
白いホットクックには「煮詰める」という設定があり、ふたを開けたまま加熱してくれます。汁気を飛ばして、お料理の仕上がりのテクスチャーを調整できるのです。
たとえば今回のパプリカとじゃがいものハッシュでは、「煮詰める」で汁気を飛ばしたあと、また「無水ゆで」にして数分じっくりと加熱しました。
わたしの好みの仕上がりは、パプリカのはじっこ部分がとろっと、じゃがいもは汁は吸ってほくしっとり、汁は残ってなくていい。なので:
*オイルを黒こしょうを投入して全体を混ぜたあと、いったんふたをする
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手動→煮詰める4分→スタートし、ふたを開けたまま放置。(ホットクックさんは独り静かにフツフツしている)
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「煮詰める」が終了し、底まで混ぜてみたらいい感じに水分が蒸発している
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さらに「無水ゆで」で4分加熱して、ぴったり美味!
2019年からは、1.6Lタイプと2.4Lタイプ両方に、煮詰める機能が搭載されています。色は白と赤。
購入したときは「煮詰める」機能に気がついてなかったけれど、あってよかった!好みの仕上がりにできるのがすばらしいです。
(なかったら、フライパンに移して汁気を飛ばしたりしていたかも。つかれそう。。)
それと、ホットクックは加熱中、ふたを開けたり閉めたりが自由です。中の様子をみたり、好きなタイミングで具材や調味料を入れたり、出したりもできますよ。
途中で設定を変えても大丈夫。「ほっとく」こともできるし「ほっとかない」のも大丈夫なホットクック。自由でいいです。
材料
- パプリカ 大きめ2個
- じゃがいも 小さめの中くらいを5個
- 塩(野菜の合計の0.38%*)
- オリーブオイル 5g(お腹に合わせてお好きなだけどうぞ)
- 黒こしょう 数回ゴリゴリ
*塩分%について
好みやライフスタイルは人それぞれ。ご自分に合う味をみつけてください。ご参考までに:
作り方
- ホットクックの内鍋の内側を水でざっと濡らしておく。(こびりつき防止。あとのお手入れがラク)
- パプリカをひとくち大に切って、内鍋に入れる。(今回は垂直方向に6つ、水平方向に3つに切りました。パプリカの大きさによって調整してください)
- じゃがいもは皮をむかずに1cm厚みに切って、内鍋に入れる。
- 野菜の重量マイナス700g(我が家のホットクックの内鍋は700gなので)に、0.0038をかけて、塩の量を割り出す。(ふつうにスマートフォンの電卓アプリにやってもらっています)
- 分量の塩を野菜に加え、手でまぜる。(手じゃなくてもいいですが、わたしは手でまぜています)
- 手動→無水ゆで→8分→スタート
- 加熱が終了したらふたを開けてオリーブオイルと黒こしょうを加え、ざっと混ぜる。
- 好みで煮詰める and/or さらに加熱する。(くわしいやり方は、上の「煮詰める機能とホットクックの自由度について」にあります)
- 内鍋を取り出して安全な場所に置き、ひと呼吸おいたらよそって食卓へ。
本日のスペシャル
我が家は0.38%と塩分低めですが、減塩を心がけているわけではなく単なる好みです。
これまで考えたことがなかったのですけれど、「ここのお店の料理好きだな」と感じるお店は、まずは塩分が合っているのかも。
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