テンション低くリラックスできるので、曇りの日の散歩は格別です。そして、こういう日に写真を撮ると、背景が、ごくごく薄い透きとおるような灰色。空も冷たい大気もアイスグレーですものね。
JR鎌倉駅から歩いてすぐ近く。なのにいきなり森!な、わたしが大好きな静かなお寺「妙本寺」の写真をご紹介します。お散歩気分でおつきあいください。
行き方はシンプルで、JR鎌倉駅の東口(江ノ電じゃないほう)から徒歩8分ほど。
ほんとにこういう風に見えたのです。向こうの大きな木が、手前の葉っぱに透けていた。まぼろし。
すこし歩いて現実に戻るんですけど
また。
白っぽいけど白じゃない、曇りの日にだけみられる空の色をお楽しみください。
深緑とからし色。
二天門。正面上の彫刻の色のあざやかさの度合いが、手前の紅葉たちのそれと同じ。
こういうショットは青空よりもアイスグレーの背景が合う気がする。
このお寺でたまに見かける、片方の耳の先がちぎれてる、たぶん野良猫さん。
後ろと前に気になるものがあるらしく、じーーっと見守り中。身体はまったく動かさず、首だけ回ります。
人間だとこの姿勢は首のストレッチがんばってもムリなんですよ・・
わたしは安全な雰囲気を醸し出してるタイプの人なので(実際そうだし)、学校や職場でなめられがち。(学校とか職場って、社会集団そのものだから、世の中全般でなめられがちってことですね)
なめられると(それなりに対応するのでやること増えて)めんどくさいといえばめんどくさい、不便といえば不便、ヒドイといえばヒドイのですが。
すごーく良いこともあって、野良猫さんとか野鳥さんとかにリラックスしてもらえる。近くでじーっと見ていても、怒られない。逃げられない。話しかけても聞こえないふりしてもらえる。(たぶん聞いてない、そもそも)
それとか人間の赤ちゃんにモテる。
なめられるたび『ちぎっては投げちぎっては投げ』する手間は、こういう喜びの代償と考えていいのかもしれません。
手前の小枝は、わたしがスタイリングしたわけではなく、もとから乗っかっていました。どこかの木から自然に落ちて、風に吹かれて着地していたのです。
はあ~。うつくしいな。
森の中に、石をくりぬいただけの水盤がありました。何に使うのかはわかりません。
用途はこれですね!
水が空と木々を映し、映ったものが風で揺れたり何かが落ちてくると水の絵も揺れるんですよ。ふふふ。
冷たい千代紙
なんども確認したい絵なので、ふたたび。
とちのきは来年まで葉っぱがないんです。また春に。
本日のスペシャル
曇り空は花や木を美しく見せますね。2017年に書いた「あなたのテーマカラーは何色ですか?」という記事を、自分が見たくて探し出しました。(アイスグレーもわたしのテーマカラーなんですよ!)あなたのテーマカラーは何色ですか?
最近の1日1新:ラズベリーの花の香り(バラとシナモンと何かほかのスパイス)
1日1冊:ラス・ハリス「よくわかるACT」、Lindo Bacon「Radical Belonging」それぞれ続き。