誰のせいでもない
英会話のレッスン中、特にフリートークで話がいまひとつ盛り上がらない、という悩みを聞くことがあります。
英語力が足りないからレッスンがつまらないのかな、先生はいい人なので変えるのも気がひける、続けていて意味はあるのかな?と。
誰のせいでもありません。(わたしの経験ではそういう方は英語力は十分に足りてます。)
一般的な英会話レッスンのフリートークは、台本がないまま舞台稽古をしているようなものです。
台本がないので稽古の途中で台本を作らなければならない、台本作りに時間を取られて稽古ができない、稽古ができないから台詞も演技も上達しない。
これがフリートークがうまくいかない理由です。
具体的には:
→ 英語以前に何をどう話していいのかわからずに考え込んでしまう
→ 仕事や趣味を説明するための言葉を、いちいち先生に「英語で何ていうのですか?」と訊くので話がなかなか進まない
→ 上の質問に「えーと、それはたぶん」とアバウトな答えが返ってきてモヤモヤする
→ 時間の無駄なのではないか・・・と若干どんよりする
盛り上がらないのも無理はありません。
英会話レッスンは舞台稽古
英会話のレッスンを舞台稽古にたとえると、このような流れになります。
1.まずは台本を作り(=自分の仕事や興味のあることを英語で説明した「台本」を作る)
2.台本を読んで役作りを考え(=そのまま!)
3.共演者と台本の読み合わせをし(=先生と一緒に台本を読み上げて内容をチェック)
4.演出家の見ている前で稽古を重ねることによってセリフと演技を完成させていく(=発音などをチェックしてもらいながら先生を相手に練習を積む)
一般的な英会話の先生の場合、上記の3.と4.をサポートしてくれる人だと考えるとうまくいくのではないでしょうか。
台本は自分で用意する
英会話レッスンの教材として使う、自分の仕事や興味のあることを英語で説明した「台本」を自分側で用意し、先生に「これを教材を使いたい」とリクエストするのがベストです。
先生に気兼ねすることはないです。むしろありがたいはず!
というのは、レッスンで話が盛り上がらないと先生は責任を感じるのです。
(レッスン中の気まずい沈黙は英会話を教える仕事で最もつらい・・という話をよく聞きました。)
実はわたしも20年以上前に英会話の先生のアルバイトをしていたとき、とにかくつらくて(笑)何とかならないかとこの方式のプロトタイプを始めました。
英会話のレッスンを楽しまれますように!
本日のスペシャル
1日1新: つぶつぶバニラのヨーグルト(バニラビーンズグラインダーで)、マウス左手で使う
右手の小指が痛くなったので、キーボードショートカットと併せてマウスを左手で使うようにしたら、たった一日でほんとうにラクになりました。
両利き運動を始めます。