ゆうべ聴いたポッドキャストで、カル・ニューポートというノンフィクション作家がいいこと言ってたので、それについて書きます。
The Ezra Klein Show というインタビュー番組の 「Cal Newport has an answer for digital burnout」という、約1時間のエピソードです。
テーマは新刊「Digital Minimalism(デジタル・ミニマリズム)」と、彼が提唱している”デジタル片付け”というコンセプト。2月5日発売、Amazonで予約販売中。
既刊2冊は日本語版も出ています:「大事なことに集中する(Deep Work)」「今いる場所で突き抜けろ!(So Good They Can’t Ignore You)」
カル・ニューポートは、すでに知ってることを書くタイプの著者ではなく、調査・研究をもとに書く人。ポッドキャストでは、どんな調査をしたのか聴くのをいつも楽しみにしています。
(興味ある方はポッドキャストアプリで Cal Newport を検索してみてください。インタビューたくさん出てきますよ)
デジタル片付けに関するカル・ニューポートのアドバイスで、重要!と思ったのがこれ。
“デジタル片付けを成功させるコツは、片付けをはじめる前に、趣味でもなんでもいいから high quality analog activities(=質の高いアナログ活動)を用意しておくこと。”
“質の高いアナログ活動を前もって用意しておくと、うまくいき、続けられる。”
“質の高いアナログ活動がない状態で、いきなりデジタル片付けしてしまうと、どうしていいかわからず、つらくなる。”
そりゃそうだ。
本日のスペシャル
質の高いアナログ活動(ただしあゆう子バージョン)
↓日曜の朝に大好きな横浜自然観察の森で何をするかというと、
まずは自然観察センターの薪のストーブの前に座ります。じゅうぶん温まるまでうっとり炎をながめる。まったく飽きない。
水はすべて凍っていました。町で暮らすわたしにはめずらしくてうれしくて、興奮する。
当然さわりたくなりますよね!カチカチ、みしみし。
しゃがんだまま時間を忘れて氷を突っついていたが、あまりの寒さにこのままじゃいけないような気がして撤退。
薪のストーブの前に戻り、温まって帰宅。氷が溶ける前にもう一度くらい行きたいです。
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カル・ニューポートのおかげで、今年やりたいことのひとつに名前がつきました。(ブログ読者の方々と自分にとって)質の高いアナログ活動を何か企画すること。楽しみです。
1日1新:The Ezra Klein Show(ポッドキャスト番組)
1日1冊:Reni Eddo-Lodge「Why I’m no longer talking to white people about race」(←穴埋め式テンプレートとして “talking to ○○ about △△” の○○と△△の部分をいろいろ入れ替えても意味がつうじる記事)
Marc Lewis「The Biology of Desire: Why Addiction Is Not a Disease」、熊谷晋一郎「リハビリの夜」続き。