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文字起こししたトランスクリプトが付いている、おすすめ英語のポッドキャスト番組をご紹介します。[2020年12月20日更新の最新版。画像と本文かなり変えました]
読んでから聴く、聴いてから読む、読みながら聴く、聴かないで読む、読まないで聴く。
トランスクリプトの使い方は人それぞれ、お好きな方法でお楽しみください。
1.Modern Love
https://www.npr.org/podcasts/469516571/modern-love
「ザ・ニューヨーク・タイムズ」新聞には恋愛に関するエッセイを投稿するコーナーがあります。掲載されたエッセイから、有名人が選んで朗読するのがこのポッドキャスト。ほとんどはプロの俳優が読みますが、著者が有名な場合は自分で読むことも。
朗読のあとは、エッセイを書いた人が出演し、後日談を話してくれます。これがおもしろい。
[Screenshot image source:https://www.npr.org/podcasts/469516571/modern-love]
朗読する人の声もよいのですが、ホストの Meghna Chakrabarti (メグナ・チャクラバルティ)がいちばん素敵な声だとわたしは思っているので、聴いてみてください。
[追記:ホストは今年の秋からMiya Leeという人に変わりましたが、以前のエピソードはもちろんそのまま聴けます]
トランスクリプト(英語テキスト)はどこにありますか?
もともとThe New York Timesに掲載されたエッセイを朗読しているので、エッセイ自体はThe New York Timesのウェブサイトにあります。
The New York Times と エッセイのタイトル をキーワードにグーグル検索すると、エッセイが読めます。
2.Hidden Brain
https://www.npr.org/series/423302056/hidden-brain
人間てなんでこうなのか?社会科学を物語形式で表現する番組。ホストは Shankar Vedantam(シャンカー・ヴィダンタム)。この人も声がわたしとても好きなのです。
この番組に関しては、トピックが馴染みのないものでもぜんぶ聴くようになりました。
ある事象に対し、わたしがふだん読んだり聴いたりすることが多い社会・心理系の説明とは、ひと味ちがう説明に出会うからです。(これって宝ですよね)
[Screenshot image source:https://www.npr.org/series/423302056/hidden-brain]
トランスクリプト(英語テキスト)はどこにありますか?
下の写真の、鉛筆で囲んだボタンを押すと、Transcriptの画面に飛びます。
[Screenshot image source:https:https://www.npr.org/series/423302056/hidden-brain]
3.Reply All
https://www.gimletmedia.com/reply-all
ネット上で実際にあった不思議な話や都市伝説めいた事象が、なぜ・どういうしくみから起こったのかを、ホスト達が追求し、解明していく番組。
[Screenshot image source:https://www.gimletmedia.com/reply-all]
ほんっとにおもしろいので、技術系ってわけではないけどインターネットに魅了されてる人に激おすすめ。(←わたしそのひとり)
ホストがエキスパートの力を借りて実験したり、ときには犯罪者っぽい人物に突撃取材したりすることも。
そんなことを専門にしているプロがいるんだ…というのがわたしの感激ポイントのひとつです。
トランスクリプト(英語テキスト)はどこにありますか?
個別エピソードのページを下にスクロールすると、Show Notesの下にTranscriptがあります。
[Screenshot image source:https://gimletmedia.com/shows/reply-all/dvh64g/169-the-confetti-cannon]
最新エピソードには付いていませんが、エピソードが出てから数週間するとトランスクリプトが付く、というサイクルです。
4.Code Switch
https://www.npr.org/podcasts/510312/codeswitch
人種とアイデンティティに関するテーマを、IBPoC(あいびーぴーおーしー:Indiginous, Black, and People of Color)の視点から、IBPoCなジャーナリスト達が取材して解説する番組。カジュアルな会話も楽しみ。
[Screenshot image source: https://www.npr.org/podcasts/510312/codeswitch]
そのへんの英語のニュース番組では、まず取り上げられない視点です。とにかく言葉をくれる番組。聴くと話したくなりますよ。
いまより少しでも少なくすっとこどっこいになりたい人にとくにおすすめ!
code switching という言葉の意味は日本語のwikiページをどうぞ。
トランスクリプト(英語テキスト)はどこにありますか?
下の写真の、鉛筆で囲んだボタンを押すと、Transcriptの画面に飛びます。
5.Invisibilia
https://www.npr.org/podcasts/510307/invisibilia
わたしがポッドキャストにはまるきっかけが、この番組Invisibilia(インヴィズィビリア)です。
“Unseeable forces control human behavior and shape our ideas, beliefs, and assumptions. Invisibilia – Latin for invisible things – fuses narrative storytelling with science that will make you see your own life differently.”
1対1のインタビューから成るドキュメンタリーなのだけど、対話のように、物語のように聴ける。テーマは科学や心理学などさまざまです。
[Screenshot image source:https://www.npr.org/podcasts/510307/invisibilia]
わたしがご紹介する番組全般にいえることですが、ポッドキャストを楽しむためには、
「自分以外の人間にも興味があること」以外には、なんの専門知識も要りません。
トランスクリプト(英語テキスト)はどこにありますか?
下の写真の、鉛筆で囲んだボタンを押すと、Transcriptの画面に飛びます。
[Screenshot image source:https://www.npr.org/podcasts/510307/invisibilia]
6.On Being
https://onbeing.org/series/podcast/
対話形式で、ホストの Krista Tippet(クリスタ・ティペット) がゲストの話をじっくり聞く番組。ジャンルは哲学、神学、詩と文学、社会、科学、テクノロジーなどいろいろです。
どの番組でもそうですが、わたしはインタビューされている人がどうやってここまでたどり着いたのかを聞くのが好き。
[Screenshot image source:https://onbeing.org/programs/sylvia-earle-her-deepness/]
↑このリンクのエピソードのゲストがすごく声がよいので「うわーこの海洋生物学者のひと、声がすてき過ぎる」と思って聴いていたら、
ホストの Krista Tippet (くりすた・てぃぺっとぅ)が番組中に「あの、声がすばらしいんですけど」と。
やはり同じこと思うのですね。すばらしいのは声だけではありません、もちろん。聴くべし。
トランスクリプト(英語テキスト)はどこにありますか?
個別エピソードを下にスクロールすると、ゲストの写真の下にTRASNSCRIPTがあります。
[Screenshot image source:https://onbeing.org/programs/anil-dash-techs-moral-reckoning-jan2017/] ←わたしが大好きなアニール・ダッシュのエピソード。
7.The Art of Manliness
[https://www.artofmanliness.com/category/podcast/]
もしもわたしがこの番組のキャッチコピーを書くとしたら、「より良いバージョンの自分になるべく精進する男のためのポッドキャスト」。
とはいえわたしが聴いても興味深いエピソードがたくさんあります。マッチョ過ぎると思ったエピソードはどんどん飛ばすのが吉。
[Screenshot image source: https://www.artofmanliness.com/category/podcast/]
ちょっと話がそれますが:ポッドキャストなんてたくさんありますし、このブログでも他にたくさんご紹介しているので、「オエ」っとなったら即やめて、好きなのみつけて聴くのがよいですよ。
The Art of Manlinessに戻ります。ホストの声がいいです。
トランスクリプト(英語テキスト)はどこにありますか?
個別エピソードのページを下にスクロールすると、Show Highlights、Resourcesなどが続き、さらに下にスクロールすると、Read the Transcriptがあります。
新着エピソードのトランスクリプトは数週間してから公開されるサイクル。まだなときはComing soon!と記載があります。
[Screenshot image source:https://www.artofmanliness.com/articles/podcast-669-a-change-is-a-rest/] ←このエピソードよかった。著者は(真の意味での)週4日労働をすすめる活動をしています。
8.7-Figure Small with Brian Clark(Unemployable: Advice for Freelancers and Entrepreneurs改め)
https://unemployable.com/podcast/
ホストの事情で番組タイトルが変わりました。(ヘンなタイトルですがまあ気にしない)
もとの「Unemployable: Advice for Freelancers and Entrepreneurs」のエピソードはそのまま聴くことができます。
Unemployableって、タイトルそのままの内容です。会社員でも自営でも、unemployable に感じている人が興味を持てるエピソードが何かしら見つかる番組。
[Screenshot image source:https://unemployable.com/podcast/]
自分以外の人が経営する大きめの組織に属して働いている方にもおすすめ。自分と違う立場の人からもらえるヒントっておもしろいし、これまで考えたことないことってココロ的に受け入れるのが厳しかったりもします。
それって貴重じゃないですか?
トランスクリプト(英語テキスト)はどこにありますか?
個別エピソードのページを下にスクロールすると The Show Notes。その下にTranscriptがあります。
[Screenshot image source:https://unemployable.com/podcast/chris-guillebeau-2/]
新しめのエピソードには、まだトランスクリプトが付いていません。
Enjoy~~♪
本日のスペシャル
ポッドキャストが好きすぎて増えすぎて多すぎて、ぜんぶ書こうとすると何にも書けないので、まずはアップデート版です。笑
最近の1日1新:紙のカレンダー 100円均一のお店から、通りにモリモリはみ出しているワゴンに、シンプル過ぎる紙のカレンダーを発見!なんにもついてなくてよいです。最後に紙のカレンダーを買ったのがいつか、覚えていないくらい久しぶり。
1日1冊:十返舎一九「東海道中膝栗毛」、Priya Parker「The Art of Gathering」つづき
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[2018年5月20日の本日のスペシャル]
1日1新:安養院、Jijico(ジジコ)
1日1冊:南極流宗家「ゴールから発送する合格手帳」、あわのさえこ「カジュアルは楽しい!」、Casa BRUTUS特別編集 「音のいい部屋」、Ijeoma Oluo「So You Want to Talk About Race」とMarc Lewis「The Biology of Desire: Why Addiction Is Not a Disease」続き。